2022年F1ハンガリーGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは7位を獲得した。
■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
決勝=7位
4番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ハード
7位でハッピーだよ。予選の成績が良かったから、もう少し上を目指していたのは確かだけど、今日は速いマシンを抑え込めるほどのペースがなかった。予選で並外れたいい仕事をしたとも言えるわけで、僕としてはそのことに満足している。
2022年F1ハンガリーGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは7位を獲得した。
■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
決勝=7位
4番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ハード
7位でハッピーだよ。予選の成績が良かったから、もう少し上を目指していたのは確かだけど、今日は速いマシンを抑え込めるほどのペースがなかった。予選で並外れたいい仕事をしたとも言えるわけで、僕としてはそのことに満足している。
2022年F1ハンガリーGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは2番グリッドから4位を獲得した。第一スティントでは2番手を走行するが、1回目のピットストップでチームメイトのシャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろに下がり、3番手に。第2スティントを延ばして最後にソフトタイヤに交換、終盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれて4位となった。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ソフト
2022年F1ハンガリーGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位表彰台を獲得した。自身初のポールポジションからレース序盤をリード。上位勢の1回目のピットストップが終わった時点で再びトップに立った。しかし31周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて2番手に。レース終盤にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く2番手を走行していたが、65周目にチームメイトのルイス・ハミルトンにパスされて3番手となった。
F1第13戦ハンガリーGPのレースで、レッドブルとフェラーリの明暗を分けた最大のポイントは、2回目のピットストップ時に履いたタイヤがレッドブルがミディアムで、フェラーリがハードだったことだ。
当初、レッドブルも今回のレースでハードを使用することを考えていた。なぜなら、前日の予選でレッドブルのふたりは11番手と10番手に終わっていたため、ハードを装着してスティントを長くしたかったからだ。ハンガロリンクはオーバーテイクが難しいため、コース上ではなく、ピットストップ戦略でポジションを上げようとしていた。
2022年F1ハンガリーGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスは5位を獲得した。コンストラクターズ選手権をリードしているレッドブルのポイント数は431点となり、2位フェラーリとの差は97点に拡大した。ドライバーズ選手権では、首位フェルスタッペンと2位シャルル・ルクレールの差は80点となっている。
2022年F1ハンガリーGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは11番グリッドから5位を獲得した。ソフトタイヤでファーストスティントのなかで順位を上げていき、セカンドスティントからは6番手を走行。終盤、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のピットインで5番手に繰り上がった。
チームは決勝を前に、ペレスのパワーユニットに新エレメントを入れることを決めた。ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの3基目、エキゾーストシステムの6基目が入れられたが、すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティ対象にはならなかった。
2022年F1ハンガリーGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7番グリッドから2位を獲得した。なお、レース中のファステストラップ(1分21秒386)も記録している。チームメイトのジョージ・ラッセルが3位に続いたことで、メルセデスにとっては2戦連続、今季2回目のダブル表彰台となった。
ハミルトンはスタート直後にふたつ順位を上げ、12周目には4番手に上がった。ミディアムタイヤでのセカンドスティントを長く取り、最終スティントでソフトを装着。周囲のマシンよりフレッシュなタイヤで強力なタイムを出し続け、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ラッセルをオーバーテイクして70周のレースの65周目に2番手に浮上、その位置でフィニッシュした。
「今日は本当に大変な1日で、あまりいいレースができたとは思えない。グリップがまったくなくて、クルマと格闘しているような感じだった。コース上にマシンをとどめておくことさえ、難しい状況だった」
これはF1第13戦ハンガリーGPのレースを2周遅れで完走した角田裕毅(アルファタウリ)のレース後のコメントだ。その表情は落胆しているというよりも、グリップ不足に陥った理由がわからず、途方に暮れているという様子だった。
2022年F1ハンガリーGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは3番グリッドからスタートして6位に終わった。
ミディアムタイヤを履いてスタート、序盤は3番手を守って走行し、1回目のタイヤ交換を遅らせたことでいったんトップに立った。ミディアムタイヤに交換して2番手を走り、31周目にはジョージ・ラッセル(メルセデス)をオーバーテイク、再びトップに立った。しかし2度目のタイヤ交換でハードタイヤを選んだ後、ミディアムタイヤを履いた後ろのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)よりペースが大幅に劣り、なすすべなく抜かれてしまった。結局ルクレールは4番手走行時の54周目に再度ピットインし、ソフトタイヤに交換、6番手に落ち、そこからポジションを回復できずにフィニッシュした。
2022年F1ハンガリーGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは10番グリッドから今季8勝目を挙げた。
予選Q3でパワー関連のトラブルが発生し、10番手に終わった後、チームはフェルスタッペンのパワーユニットに新エレメントを入れることを決めた。ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの3基目、エキゾーストシステムの6基目が入れられたが、すべてシーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティ対象ではない。