ベッテルがF1会合を無断退席、約350万円の執行猶予付罰金を科される。一貫性のないペナルティ判定に不満爆発か

 F1オーストリアGPの土曜、スチュワードは、4度のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)に対し、金曜夜のドライバーズミーティングの際の振る舞いがレギュレーション違反に当たるとして、25,000ユーロ(約350万円)の執行猶予付罰金を科した。

 ベッテルは、ドライバーズミーティングで不満を訴えた後に、無断で退席、これが国際モータースポーツ競技規則第12.2.1 f)条およびF1競技規則第20.1条に違反にあたると判断された。

フェルスタッペン、スプリントで余裕の勝利「フェラーリ同士が戦っていたことでギャップを拡大できた」/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポールポジションから全ラップをリードして、トップでフィニッシュした。これによりフェルスタッペンは8ポイントを獲得した。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP2 3番手(1分08秒778:ミディアムタイヤ/32周)
スプリント 1番手(1番グリッド/タイヤ:ミディアム)

角田裕毅17番手「他車と比較して圧倒的に遅かった」バランスが予測不可能、チームは原因調査へ/F1第11戦スプリント

 2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は14番グリッドからスタートし、17番手でフィニッシュした。

 スタートでマクラーレン勢とアストンマーティン勢に抜かれ、16番手に落ちた後、さらにニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)に抜かれたが、その3周後にラティフィの前に出た。ベッテルの後退で15番手に上がった角田は、16周目にピエール・ガスリー(アルファタウリ)と周冠宇(アルファロメオ)の後ろに下がり、17番手でチェッカーを受けた。

フェルスタッペンがトップフィニッシュ。フェラーリ勢はバトルを展開も2、3番手維持【スプリントレポート/F1第11戦】

 2022年F1第11戦オーストリアGPのスプリントが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップでフィニッシュした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手は(カルロス・サインツ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は17番手だった。

 初日に行われた予選は0.029秒の僅差で、フェルスタッペンがルクレールを制した。予選一発の速さはルクレールが優ると思われていたなか、フェルスタッペンが執念でポールポジションを奪い取った形だ。

【順位結果】F1第11戦オーストリアGPスプリント

 2022年F1第11戦オーストリアGPのスプリントが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップでフィニッシュした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手は(カルロス・サインツ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は17番手だった。

F1オーストリアGP FP2:ロングラン主体のセッションでフェラーリ1-2。アルピーヌ勢がトップ5につける

 2022年F1第11戦オーストリアGPのフリー走行2回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は19番手だった。

 今季2度目のスプリントフォーマットが適用されたオーストリアGP。2日目はフリー走行2回目と、スプリントレースが行われる。レッドブルリンク上空は、今日も青空が広がった。FP2開始の現地時間午後12時半の時点で、気温20度、路面温度36度とほぼ初日と同じコンディションだ。

【タイム結果】F1第11戦オーストリアGPフリー走行2回目

 2022年F1第11戦オーストリアGPのフリー走行2回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は19番手だった。

F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第11戦オーストリアGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。

F1第11戦オーストリアGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第10戦イギリスGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはケビン・マグヌッセン(ハース)、ミック・シューマッハー(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)だ。

【F1インタビュー】同士討ちを喫し、レッドブルの優勝争いを妨げた角田は「今までで一番へこんでいた」と山本雅史氏

 F1第10戦イギリスGPに続き、第11戦オーストリアGPの現場にも足を運んだ元ホンダの山本雅史氏。舞台となるのはレッドブルリンクで、その名の通りレッドブルの地元だ。

 山本氏はイギリスGPを振り返り、同士討ちのきっかけを作った角田裕毅(アルファタウリ)について「いままでで一番へこんでいました」と明かした。一方レッドブルについては、角田のマシンから落下したパーツで車体にダメージを負ったマックス・フェルスタッペンが優勝争いから脱落したものの、投入したアップデートの効果が見られたことに前向きな姿勢であると語った。