鈴鹿サーキット、F1日本GPでレッドブル/アルファタウリ応援席を設定。限定グッズも配布へ

 7月8日、鈴鹿サーキットは、2022年10月7~9日に開催されるF1日本GP『Honda 日本グランプリレース』において、“C席”すべてがレッドブル/アルファタウリ応援席として設定されることが決定したと発表した。

 F1日本グランプリが2019年以来、3年ぶりに開催される予定の今季、鈴鹿サーキットの第2コーナーからS字コーナーにかけてのC席エリア全席が、レッドブルファミリーファンのために、オラクル・レッドブル・レーシング応援席、スクーデリア・アルファタウリ応援席に設定される。

注目集まるレッドブルF1の次世代PU「ホンダとは話をしていない」と代表。ポルシェとの契約については明言避ける

 レッドブル・レーシングがF1パワーユニットの新レギュレーションが導入される2026年に向けて、パワーユニット部門においてポルシェと提携するとうわさされている。正式発表が近づいているともいわれるが、F1イギリスGPの段階では、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、これについて明言を避けた。また、ホンダが2026年にF1に復帰する可能性に関しては、少なくともレッドブルはそれに関する話し合いを行ってはいないと、ホーナーはコメントした。

【F1第10戦無線レビュー(1)】フェルスタッペン「何かカーボンパーツを乗り越えた」ペースダウンで緊急ピットイン

 2022年F1第10戦イギリスGPの決勝レース。スタート直後に多重クラッシュが発生し、周冠宇のマシンがひっくり返った状態でグラベルまではじき出される事態となった。レースはすぐさま赤旗となり、再開後はドライバーズ選手権で首位に立つマックス・フェルスタッペンがトラブルに見舞われた。イギリスGPのレース前半を無線とともに振り返る

F1技術解説:第10戦(1)フロアのたわみを規制するFIAの意図と、抵抗するレッドブル&フェラーリ

 2022年F1第10戦イギリスGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察し、印象に残った点などについて解説。今回は、FIAがチームに送付した技術指令書がもたらす影響について語った。

 FIAは、ポーパシング/バウンシングがドライバーの健康や安全に大きな影響を及ぼすことを懸念し、カナダGP直前にこれを軽減するための技術指令書をチームに対して送った。しかし後に修正版が発表され、発効はフランスGPからと定められた。

マクラーレンF1、予算制限の影響で大幅アップデートを投入できず「開発にブレーキをかけなければならない」

 マクラーレンF1は、2022年シーズンにこれ以上の大幅なアップデートを行う予定はないと、チーム代表のアンドレアス・ザイドルが第10戦イギリスGPを前に示唆している。  バーレーンでのプレシーズンテストではブレーキトラブ …

【全ドライバー独自採点/F1第10戦】記憶に残るバトルを披露したハミルトンと、将来に光が見えてきたミック&周冠宇

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。雨の予選、身の毛がよだつクラッシ …

シーズンの流れを決めるサマーブレイク前の4戦とメルセデスの復調/スペイン人ライターのF1コラム

 F1は7月31日の第13戦ハンガリーGP終了後に1カ月のサマーブレイクに突入する。タイトル争いの趨勢が決まるのはまだ時期尚早だがアレックス・ガルシアはある予感がするという……。ヒートアップする7月の4戦と今後のタイトル争いの状況について語った。

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 私がこの文章を書いている間にも、F1は1年で一番多忙な時期に備えている。夏期休暇前の5週間の間に、シルバーストン、レッドブルリンク、ポール・リカール、ハンガロリンクで4戦が開催されるのだ。私はいろいろな意味ですべてが7月に決まるという気がしている。結局のところ、選手権の20%は非常に短い期間に開催される。だからこそ質問したいことがある。マックス・フェルスタッペンはすでに大差をつけているので、今シーズンのタイトルを間違いなく獲得すると言い切るのは時期尚早だろうか?そう、早すぎるだろう。では、この話は終わり!来月またお会いしよう!待って、まだあなたはそこにいる?では、もう少し議論してもいいかもしれない……。

スペインでポーパシング問題の転機を迎えたメルセデスF1。イギリスで投入したアップデートは機能していたと語る

 メルセデスは、F1第10戦イギリスGPでのルイス・ハミルトンの表彰台獲得で立証された最近の進歩に勇気づけられたが、チーム代表のトト・ウォルフは、チームのパフォーマンスを“喧伝する”用意はできていないという。  メルセデ …

【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第9回前編】待望のミック初入賞&W入賞を達成。攻める姿勢で臨んだ王者とのバトル

 2022年シーズンで7年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。第10戦イギリスGPでは、ミック・シューマッハーが待望のF1初入賞を果たした。終盤には現チャンピオンのマックス・フェルスタッペン …

FIA、周冠宇のアクシデントの調査を開始。安全上の役割を果たせなかったロールフープを深刻視、F1技術規則変更を検討か

 F1の安全委員会は、安全性のさらなる向上のため、イギリスGPスタート直後に起きた周冠宇(アルファロメオ)のクラッシュについて、調査を始めている。他車にヒットされた周のマシンは、逆さまになった状態でスピンしながら、ターマ …