2度のF1世界チャンピオンであるミカ・ハッキネンは、レッドブルの新世代マシンはセルジオ・ペレスに合っていると述べているが、ペレスのパフォーマンスは、世界タイトルをかけて持続的にマックス・フェルスタッペンと争うにはまだ一貫性がなさすぎるという。
ペレスは今シーズン間違いなくレベルを上げているが、それでもフェルスタッペンの6勝に対し1勝しか上げておらず、今週のF1第10戦イギリスGPを前にしてドライバーズ選手権では46ポイント差をつけられている。
2度のF1世界チャンピオンであるミカ・ハッキネンは、レッドブルの新世代マシンはセルジオ・ペレスに合っていると述べているが、ペレスのパフォーマンスは、世界タイトルをかけて持続的にマックス・フェルスタッペンと争うにはまだ一貫性がなさすぎるという。
ペレスは今シーズン間違いなくレベルを上げているが、それでもフェルスタッペンの6勝に対し1勝しか上げておらず、今週のF1第10戦イギリスGPを前にしてドライバーズ選手権では46ポイント差をつけられている。
ピエール・ガスリーは、2023年のアルファタウリのシートが早期に決まったことで、チームとドライバーに来年の準備に向けた明確な考えが示されたと述べている。
チームは先週、ガスリーと2023年の契約を締結した。したがって、夏の間にガスリーが心配する必要のあることがひとつ減ったことになる。
「このチームでさらに18カ月を過ごせるということが分かっているという事実も含めて、いろいろな理由から今週末のシルバーストンを楽しみにしている」とガスリーはアルファタウリのイギリスGPプレビューで語った。
現在開催されている『人とくるまのテクノロジー展2022 NAGOYA』にて、ホンダレーシング常務取締役 四輪レース開発部部長の浅木泰昭氏が期間中の7月1日(金)10時より、技術開発特別講演としてF1パワーユニット開発についてオンライン講演を行う。
大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。今回は、レッドブル・レーシングの代表クリスチャン・ホーナーに注目した。
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クリスチャン・ホーナーにとって、今、すべてがこれ以上ないほどうまくいっている。
カナダGPでレッドブルは6連勝を飾り、今シーズンがその歴史のなかで最強の一年となる可能性がますます高まってきている。ここまでの9戦で勝利は難しいと思われたのは、フェラーリのシャルル・ルクレールが圧勝したオーストラリアGPだけだ。4年連続となるダブルチャンピオンを獲得したころの強さを思い出す。V8時代が終わる2013年は19戦中13勝を挙げ、シーズン後半には9連勝を達成した。
2022年シーズンで7年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。第9戦は、3年ぶりの開催となるカナダGP。土曜日は大雨に見舞われたモントリオールだが、ミック・シューマッハーが課題としていた予選で活躍を見せた。雨の降る難しい状況下で、安定してタイムを更新し自己ベストとなる6番グリッドを獲得。決勝では残念ながらトラブルによりリタイアに終わったが、課題をひとつクリアしたことについて小松エンジニアは「自信を取り戻すのにいい週末になった」と語る。
コラム第8回は、前編・後編の2本立てでお届け。後編となる今回は、カナダGPの現場の事情を小松エンジニアが振り返ります。
レッドブル・レーシングのジュニアドライバーでテスト&リザーブドライバーを務めたユーリ・ビップスはオンラインゲームの最中に人種差別的な言葉を使ったことで、レッドブルからテスト&リザーブドライバー契約を打ち切られた。レッドブルのサポートのもとで参戦してきたF2での活動を継続することも難しいものとみられていたが、所属するハイテックGPは、6月29日、当初の契約を維持してビップスを今シーズンいっぱい乗せる旨の発表を行った。これに対し、F2は批判的なコメントを発表している。
『The Hollywood Reporter』によると、ダニエル・リカルド(マクラーレン)の生活やF1での時間を記録した新しいシリーズが製作されることが明らかになった。
ディズニー傘下のストリーミングプラットフォームであるHuluは、リカルドが制作総指揮を務める予定のプロジェクトを軌道に乗せた。30分間の脚本シリーズはまだ製作の初期段階で、現在ライターを探しているが、製作会社の『ABCシグネチャー』、『ライオンズゲート・テレビジョン』および『テンプル・ヒル』のマーティ・ボウエン、ウィク・ゴッドフリー、フィービー・ジマー、シドニー・タイトルが参加する予定だ。
メルセデスのチーフテクニカルオフィサーを務めるジェームズ・アリソンは、もしチームが今週末のF1第10戦イギリスGPで形勢を逆転して優勝したら、涙を流すだろうと語っている。
今シーズンのメルセデスは、W13に影響を及ぼしているグラウンドエフェクトの空力問題のせいで、レッドブルやフェラーリと優勝をかけて戦うことができていない。しかしながら、ポーパシング問題を緩和するためのメルセデスのたゆまぬ努力は徐々に実り始めている。それでも最近カナダでチーム代表のトト・ウォルフは、先頭集団への復帰は一夜にして実現するものではないと警告した。
3度のF1王者ネルソン・ピケは、ルイス・ハミルトンに関して人種差別的発言を行ったとしてモータースポーツ界から激しい非難を受けるなかで、声明を発表、謝罪と釈明を行った。しかしF1側はこれを受け入れず、ピケのパドックへの出入りを禁じる見通しだと報じられている。
昨年11月に公開されたポルトガル語でのポッドキャストのなかで、2021年F1イギリスGPでのハミルトンとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の接触について語ったピケは、ふたりの事故についてハミルトンを非難、この際に複数回、ハミルトンを名前で呼ばずに差別的な意味を持つと思われる単語を使った。
2022年2回目の世界モータースポーツ評議会会合が、6月29日、パリで開催され、今季F1スポーティングおよびテクニカルレギュレーションにおけるいくつかの変更が承認された。パワーユニット交換、燃料温度、ウイングのたわみ検査などの規定に修正が加えられたほか、今年から金曜に実施されていたドライバー記者会見が木曜に戻された。なお、当初は今回の会合で発表されることが期待されていた2026年以降の新パワーユニット規則については、次回会合前に最終決定することを目指すということだ。