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<p>広島県安芸高田市 市議定員半減案 反対多数で否決 市長の提案通らず | NHK政治マガジン</p><p>市議会の議員定員を半減する条例の改正案が否決されました。 これを提出したのは広島県安芸高田市の石丸伸二市長。 その理由について「居眠りをする、説明責任を果たさない、こんな議員はいらないという声を多く聞いている」と説明していました。</p><p>広島県安芸高田市の定例市議会で10日、石丸伸二市長が提出した、市議会の定員をいまの16から半減するための条例の改正案の採決が行われ、反対多数で否決されました。議会側と対立する安芸高田市の石丸市長は、市議会の定員を半分の8にするための条例の改正案を、10日開会した定例市議会…</p><p>本会議で石丸市長は、提出した理由について「居眠りをする、一般質問をしない、説明責任を果たさない、こんな議員はいらないという声を多く聞いている。抜本的な財政健全化の必要性や市民の評価に基づき、議員を16名に据え置く必要性と正当性がないという判断に至った」と説明しました。 続いて行われた討論では、改正案について「8人が補い合って活動すれば市民の意見が届く政治も不可能ではない」という意見の一方で「2年後の選挙に向けて議員定数について住民の意思が反映されるよう議論していくことが真の住民自治だ」という意見が出されました。 このあと本会議では採決が行われ、▼賛成1、▼反対14で、改正案は否決されました。 採決のあと、石丸市長は、記者団に対し、「全てがうまくいくようになるとは思っていない。できるところからできる範囲で立て直したい」と述べました。 安芸高田市では、石丸市長が主導した2人目の副市長の人事案がたびたび否決された一方で、議会側が提出した副市長の数を2人から1人に減らす条例がことし3月に可決・成立しています。</p>