東北大学は15日、新クライオ電子顕微鏡の披露式を開催した。多元物質科学研究所(多元研)にオリックス・レンテックのLレンタルサービスを利用し、日本電子の「CRYO ARM 300 Ⅱ」を導入。世界初となる人工知能(AI)制御の自動データ収集システムと合わせて、学内外で共用される。2024年から運用が始まる次世代放射光施設とも連携し、たんぱく質や有機材料、有機・無機ハイブリッド材料、ソフトマテリアルなど生命系・材料系両面での利活用につなげていく。
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