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<p>三浦大知の「ちむどんどん」的主題歌作り…ツアーも再開、マルチ・パフォーマーが口にした“生みの苦しみ”</p><p>三浦大知の「ちむどんどん」的主題歌作り…ツアーも再開、マルチ・パフォーマーが口にした“生みの苦しみ” #芸能ニュース #ニュース</p><p>マルチ・パフォーマーの三浦大知(34)が歌うNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の主題歌「燦燦(さんさん)」が8日に発売された。自身のルーツでもある沖縄が舞台のドラマだけに思い入れも強く、「最後まで</p><p>詞に悩み、昨年亡くなったおばあちゃんへの手紙を書く思いでつくった」と振り返った。一昨年に中止となったツアーの再開には「配信でファンとつながっていたから気持ちが落ちなかった」とも。作詞から振り付けまでこなしていることには「最後の一滴を何とか搾り出している状態」と生みの苦しみを口にした。 主題歌を制作するにあたり、一番時間を費やしたのは作詞だったようだ。 「台本を読んだら沖縄が本土復帰する前の時代、家族の物語という感じでした。朝ドラは日本のエンタメで歴史も深く、たくさんの方に愛されているコンテンツ。その歴史の中で自分が主題歌をやらせてもらえるのは光栄と同時に、いいモノをつくりたいと思いました。歌詞は悩んで、最初に書いたのはドラマにリンクした感じの詞でした。NHKの方に『ドラマが終わっても音楽はいつまでも残っていきます。三浦さんのパーソナルな部分を入れていただいて結構です』と気にかけていただきました」 ―詞を書き直したのか。 「ええ、詞にある ―大丈夫 ほら、見ていて―というキーワードは変わっていませんが、自分の思いをより強く乗せました。昨年亡くなったおばあちゃんに手紙を書く気持ちで…。ドラマは家族の物語でもあって『自分にとって家族の光は何だろう』と考えた時に、常に応援してくれていたおばあちゃんが自分や家族の光だったので、そこに思いっきりフォーカスしました」 一昨年、コロナ禍でツアーは途中で中止となったが、いち早く配信でファンにパフォーマンスを届けた。 「いきなり全部なくなって『とにかく動こう』みたいな気持ちでインスタライブをやりました。一番最初に中止になったのが新潟公演だったので、表参道にある新潟県のアンテナショップに買い出しに行って、名産品を並べて『ここは新潟です』ってノリで3曲歌いました。中止になった全公演分、自宅待機期間になってからも家から1曲を配信していたので、ファンの方とつながれた感じがあったので助かりました」 所属事務所の平哲夫社長は楽曲制作やステージ構成も「全て大知に任せている」と全幅の信頼を寄せている。 「昔からずっと信じてくれてるのは感じます。じゃないと僕が変声期(2000年)になった時に、契約が切れてもおかしくないのに5年間も休ませないと思いますよ。普通に考えたら。その後の三浦大知をずっと信じていたから事務所にいさせてもらったと思います。ただ任せてもらっていますが『よかったよ』とか『ここはもうちょっと頑張れよ』とちゃんとチェックしていただいています。自分をしっかり見守ってくれてる感じがあるので心強いです」 作詞や曲のイメージづくり、振り付けなど一人でこなしている。ストレスと同時に楽しさも感じているという。 「自分はパッと思いつくタイプではなくて、いつも搾って搾って最後の一滴を何とか搾り出すみたいな感じなんで…。やっぱ生みの苦しみ、しんどいな~っていうのはあります。でも、そんな苦労も作品が完成して皆さんに『めちゃくちゃ面白い』って言ってもらえた時の喜びを経験して今の自分ができている。どこに出しても恥ずかしくない最高だと思えるモノを、苦しくても自分は作り続けていくしかないと思っています」 日本のR&B界の至宝―。最強パフォーマーの生ステージは一見の価値あり!(ペン・国分 敦) ◆現在34歳 高パフォーマンスいつまで? 「正直、今回のツアーは作りとしてはシンプルなんです。ただ、振り付けでいうと20代より今の方が激しくなってますよね。ただ、年齢によって見せ方もどんどん変わっていくと思います。例えば“キレキレ”とかいうダンスが、じゃあ何歳まで似合うのかっていうのもあると思うんで、そこは自分でちゃんとジャッジしていきたいです」 ◆三浦大知のツアー日程◆</p>