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参院は「熟慮の府」「再考の府」と言われる。しかし、それにふさわしい議会になっているだろうか。かつて、自民党出身の故河野謙三参院議長は「七・三の構え」を提唱した。議長は与野党の真ん中にいるのではなく、少数野党に7、多数与党に3の機会を与える必要があるという考え方だ。そういう保守の矜持…