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<p>熱中症対策にも? 簡単'梅塩'の作り方</p><p><簡単'梅塩'で熱中症対策> この時期始まる梅干し作り。その際に必ず出る'梅酢'にはクエン酸が含まれ、健康効果が高いと注目されています。 この梅酢から作った「梅塩」をおにぎりや料理、飲み物に利用することで、熱中症対策や食中毒予防などに役立てることができます。</p><p>今年も梅干し作りが始まる時期になってきました。梅干し作りで必ず出てくるのが'梅酢'です。梅酢は梅のエキスが含まれる貴重な酢と言われています。そこで、発酵食コーディネーターで料理研究家の加藤なぎささんに梅酢を使った簡単な調味塩の作り方を伺いました。</p><p>「梅酢を加熱するとクエン酸が分解するのでは?と思うかもしれませんが、クエン酸は175℃まで熱しないと分解しませんので、沸騰させる程度なら大丈夫です。 また、これからの季節に注意しなければならない熱中症予防には、水分と同時に電解質も補給できる経口補水液やスポーツドリンクの摂取がのぞましいとされていますが、梅塩にはクエン酸に加え、ナトリウム、カリウムなどの電解質も含まれています。 梅酢を薄めて蜂蜜を入れて飲んだり、梅塩をお吸物の味付け、浅漬けの塩に使ってもよいでしょう。また、梅が持つ抗菌効果を利用して、梅塩をおにぎりなどの付け塩にすると、食中毒の予防にも役立ちます。ただし、あくまでも塩なので、塩分の摂り過ぎには注意しましょう」(加藤さん) 梅を使った調味料、梅酢や梅塩を上手においしく活用して、これからの季節、熱中症や食中毒の予防に役立てましょう。</p>