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1995年、バブル崩壊後も建設業界にはまだ勢いが残り、公共事業は過去最高の35兆円。しかし、浮かれる業界をしり目に「必ずバブル崩壊の余波が表面化する。大型工事の数が減少に転じたら…」と危機感を募らせていた、山陰地方のある中小建設会社の責任者がいました。展開を目論んだのはB to C事業。しかし、経済環境が厳しい山陰地方は、エリアとして最悪ともいえる場所です。打開策はあるのでしょうか。