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<p>『トイ・ストーリー4』何故あのエンディングでなければいけなかったのか ─ ウッディの決断、試行錯誤の製作現場 | THE RIVER</p><p>『トイ・ストーリー4』何故あのエンディングでなければいけなかったのか? ウッディの決断、試行錯誤の製作現場 #トイ・ストーリー4 #トイストーリー #金曜ロードショー</p><p>『3』とはまた違う感動</p><p>屈指の名作『トイ・ストーリー3』(2010)とはまた違うテーマを掲げながら、感動のエンディングを演出した。心優しく明るい少年アンディのお気に入りのおもちゃとして、大変だけど常に前向きな毎日を送ってきたカウボーイのウッディは、観客の意表を突く大きな決断を最後に下した。 それでも、1990年代に誕生した『トイ・ストーリー』と共に育ってきたファンの中には、 なぜあのエンディングでなければいけなかったのか 、と感じた方もいるのではないだろうか。人に遊んでもらって始めて生まれるおもちゃの存在意義については、シリーズを通して語られてきたことだ。しかし、プロデューサーのマーク・ニールセンによると、ウッディにフォーカスされた『トイ・ストーリー4』の物語では、どうしてもあのエンディングでなければいけなかったのだという。 この記事には、『トイ・ストーリー4』のネタバレが含まれています。 ©2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved. ウッディが家に帰る案、なぜ上手くいかなかった 大学生となったアンディから幼稚園生のボニーの下で暮らすことになったおもちゃたち。しかし、アンディの時ほどは可愛がってもらえず、ボニーはフォーキーという新しいおもちゃまで作り出してしまう。ボニーから飽きられてしまったウッディは、自分をゴミだと勘違いしているフォーキーをまるで親のように世話し、おもちゃとしての手本を見せようとする。 そうした中、ボニーのお供としてバズたちとドライブ旅行に出かけることになったウッディは、かつて突然別れることになってしまったボー・ピープと再会する。しかし、久しぶりのボーは「おもちゃに持ち主なんて必要ない」ときっぱり。ウッディとは正反対の考え方を持っていた。 物語のエンディング、ミッションを無事終えたウッディはボーに別れを告げ、早く来いと手招きするバズの下へ向かおうとする。ただウッディには迷いがあった。持ち主のボニーの下に帰るべきなのか。それとも、前を向くボーと持ち主のいない外の世界へ踏み出すのか。そんな親友の葛藤を察したバズは、「彼女は大丈夫。ボニーは大丈夫だ」と声をかけ、ウッディの背中をそっと押したのだった。ウッディは、苦楽を共にした仲間一人ひとりとハグをして、ついに新たな冒険をスタートさせた。 公開から約4ヶ月後の2019年10月、プロデューサーのマーク・ニールセンは、『トイ・ストーリー4』のエンディングについて米</p>