もっと詳しく

「こんな世界がよくも地上に残っていたという感じがする」 1938年、沖縄の地を踏んだ民藝運動の創始者、柳宗悦(むねよし)(1889~1961)は書き残している。 「当時の沖縄は厳しくも豊かな自然の中、独自の風習や信仰に基づいて、目には見えないものを信じる生活が営まれていました。そうした生活の中…