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<p>きょう28日も衰えぬ「危険な暑さ」 体温並みも 熱中症に厳重警戒 適切に冷房を(気象予報士 吉田 友海)</p><p>【きょう28日も衰えぬ「危険な暑さ」 体温並みも 熱中症に厳重警戒 適切に冷房を】 きょう28日も沖縄や九州から関東、北陸の最高気温は35℃前後まで上がる所が多く、..</p><p>きょう28日も沖縄や九州から関東、北陸の最高気温は35℃前後まで上がる所が多く、危険な暑さになるでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。東北南部でも30℃くらいまで上がり、蒸し暑いでしょう。</p><p>沖縄や九州から関東、北陸は強い日差しが照りつけて、朝から気温がグングン上がるでしょう。最高気温は35℃前後まで上がる所が多くなりそうです。名古屋市は昨日27日に続き、35℃以上の猛暑日になるでしょう。東京都心は34℃と猛暑日にはならないものの、厳しい暑さが続きそうです。熊谷市など内陸部では36℃ほどと体温並みの暑さに。危険な暑さが続きます。熱中症に厳重に警戒してください。 きょう28日も東京電力エリアでは、夕方の時間帯を中心に予備率が5%を下回る見込みのため、政府は「電力需給ひっ迫注意報」を継続して発表していますが、使用していない照明を消すなどの節電をしつつ、冷房は適切に使用し、暑さで体調を崩さないようお気をつけください。 曇りや雨の東北南部でも最高気温は30℃くらいまで上がる予想です。湿度も高く、不快な蒸し暑さになるでしょう。こまめな水分補給を心がけてください。東北北部や北海道は雨が降りますが、最高気温は25℃前後の所が多く、ムシムシするでしょう。 熱中症予防のポイント ①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。 ②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。 ③無理をせずに適切にエアコンを使用してください。エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。 もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。 熱中症の応急処置 熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。 まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。 衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。 水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。 ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。</p>