子の位置を解かれゆきつつ骨壺を 振りいる軽さに母の死があり 細江仙子『異質の季とき』 生き別れた母静子(左)を歌の中で死者として描いた細江仙子(中)。来日した父静男(右)と静子との32年ぶりの再会の後にブラジルに長期滞在し、互いへの理解を深めていった。両親の没後の歌集『オスカルフレイ…
子の位置を解かれゆきつつ骨壺を 振りいる軽さに母の死があり 細江仙子『異質の季とき』 生き別れた母静子(左)を歌の中で死者として描いた細江仙子(中)。来日した父静男(右)と静子との32年ぶりの再会の後にブラジルに長期滞在し、互いへの理解を深めていった。両親の没後の歌集『オスカルフレイ…