もっと詳しく

 音楽のサブスクが当たり前になった今、ディスプレイオーディオなるCDなどの物理ディスクに対応していない機器が当たり前になりつつある。もちろん別途オプションでCDプレイヤーを用意している車種もあるが、価格はそう安くはないのだ。

 そしてディスプレイオーディオはスマホやUSBメモリなどがあれば音楽を楽しめるが、昔のお気に入りのCD、あるいはサブスクに対応していないアーティストの楽曲を聴けないというネガも。

 そこでオススメしたいのがアイ・オー・データのCDレコ6だ。じつはこれ、CDをそのままスマホに取り込めるというシロモノ。しかもPC操作が一切不要とかなり簡単!! 今回はCDレコ6の手軽さを証明すべく編集部イチアナログ人間かつ音楽好きな馬場(59)と若手編集部員木村(29)がテストを敢行。結論から言えばCD世代の方はコレ買いです。

文:ベストカーWEB編集部/写真:森山良雄

【画像ギャラリー】諦めていた音楽もCDレコ6があれば解決! 超簡単な手順がコレ(13枚)画像ギャラリー

好きな曲がクルマで聴けない!? 流行りのディスプレイオーディオはネガもあった

CDなどの物理ディスクの再生に対応していない車種が当たり前になりつつある。せっかく買ったのにお気に入りの音楽が聴けないケースも多々あるのだ

 トヨタをはじめ、多くの新型モデルはCDやDVDといったいわゆる物理ディスクの再生に対応していない車種が多い。そう、ディスプレイオーディオが台頭しはじめており、音楽などのコンテンツを再生するにはスマホやUSBメモリといった媒体が必要となるのだ。

 今や日本のスマホ普及率は9割以上とほとんどの人が愛用しているため、大きな問題はないように思える。ところが、だ。スマホで聴く音楽はほとんどが配信サービス、いわゆるサブスクリプションサービスを使用しているユーザーが多く、かつてのようにPCとスマホを繋げなくとも、簡単に楽しめるとあって普及率は右肩上がりといった状況である。

 多くのアーティスト、あるいは楽曲に対応しているが、なかにはサブスクサービスで聴くことのできないコンテンツがあるのも事実。せっかく新車を買ったのに好きな音楽が聴けない! なんてことも多々あるのだった。

ディスプレイオーディオでもCDが聴ける!? 手軽さがハンパなかった

データ転送後のスマホ画面がコレ。アーティスト名はもちろんアルバムやジャケット写真まで表示されるのだ!!

 そこでオススメしたいのが、アイ・オー・データのCDレコ6である。6とあるからにはシリーズ化されており、これは最新モデルという位置づけだ。最大の特徴はCDをスマホに取り込めること、そしてPCを必要としない点にある。AppleミュージックやiTunesなどスマホに保存してある音楽も一緒に専用アプリで一括再生ができ、自分だけのプレイリストを作ることだって可能! iPhoneにもAndroidにも対応しており、スマホユーザー、そして音楽愛好家からしてみれば大注目の機器なのだ。

 そして使い慣れたスマホ画面を車載ディスプレイに映し出せるApple CarplayとAndroid Autoに対応しているために、使い勝手はバツグンこのうえない! というわけで、今回は親子ほど年齢が離れた編集部員2人で実際に使ってみた。

 この話を編集木村から尊敬する大先輩馬場に持ち掛けたときに、マジで? そんな便利なモノがあるの? と興奮気味に答えてくれた。聞けばサブスクで本当に聴きたい音楽がなく、泣く泣く諦めているとか。で、ちなみに先輩馬場は超アナログ人間なため、テスト前に「使いこなせるか不安」と吐露していたが、実際のところどうなんだろうか? ここからはいよいよ試乗レポートならぬ使用レポートをご紹介!

 ちなみに先輩馬場はレッドツェッペリンが聴きたい! と希望。調べると多くの楽曲がサブスク解禁されているものの、一部の限定版などが未だCDでないと楽しめないのだとか。ちなみに木村はサブスクを解禁しないと宣言している山下達郎を選択。果たして簡単にスマホへCDの曲を取り込むことはできるのか!?

アナログ人間でも余裕!? CD取り込みは超簡単でしかも速い!

スマホとCDレコ6を接続させ、CDを挿入。そこからスマホを操作すれば読み込みがスタート。一般的なアルバムであれば3~4分で完了するため、超お手軽!! アナログ人間馬場もサクサク操作できるほど

 結論から言えば、手順が超簡単! まずスマホに取り込みたいCDをCDレコ6に挿入するだけ。60分のアルバムであれば3~4分で完了。そしてスマホの専用アプリで確認すると、アーティスト名だけでなく楽曲名、さらにはCDジャケットまで表示されるのだ。イメージとしてAppleミュージックに操作感が近く、スマホの操作に慣れていれば説明書なしで使いこなせそうなくらい。ちなみにここまでの操作はアナログ人間馬場も問題なく使えるほどの手軽さなのだ。

選曲だけじゃない! プレイリストも車載モニターで自在に操作

車載モニターにCDレコのアイコンが出現! ここを押せば読み込んだCDデータを選択し、再生ができるのだ。使い勝手はAppleミュージックやアマゾンミュージックと同じとあってお手軽

 さっそく取り込んだ音楽をディスプレイオーディオで楽しむべく、クルマに。USBケーブルでスマホを接続するだけ、とここまでは普段通り。異なるのは使用するアプリである。筆者はiPhoneを使用しているため、画面はApple Carplayで操作をしたのだが、これが超便利! 車載モニターにCDレコのアプリが表示されるため、そこを押せさえすればAppleミュージックを使用するのと同じ感覚で楽しめるのだ。ステアリングスイッチで選曲ができるのはもちろんのこと、プレイリストの選択だって車載モニターで選べるのだ。ちなみにこれまでは車載モニターでプレイリストの選択までは行えなかったので、嬉しい進化を果たしたのだ。

 これなら超アナログ人間の馬場でも難なく使用できる! 実際に操作をお願いしても迷うことなく再生→選曲。さらにはプレイリストの選択だってこなしていたのだから、操作のわかりやすさは請負だ!

簡単、そして安いのがキモ!! CD好きには感涙モノのアイテムだ

ディスプレイオーディオだけでなく、USBスピーカーなどでも楽しめる機能も。そしてスマホで作成したプレイリストをCDにダビングすることだって可能。相互に使えるとあって音楽好きは垂涎モノ!

 ここまでCDレコ6の使用感を紹介した感想を述べると、月並みな言葉で申し訳ないが、超簡単! せっかく買った新車で好きな音楽を楽しめるのだから、コレは素直にオススメ。しかも価格は1万円台とリーズナブルなのも嬉しいポイントだ。

 今まさに新車を検討しているも、オーディオ問題で悩んでいる人には一度試してみてほしい。ちなみにだが、カセットテープやレコードをスマホに取り込み、クルマで楽しめる機器もあるため、気になる方はアイ・オー・データをいますぐチェック!

商品の詳しい情報はコチラをチェック。https://www.iodata.jp/ssp/cdreco/cdreco/

【画像ギャラリー】諦めていた音楽もCDレコ6があれば解決! 超簡単な手順がコレ(13枚)画像ギャラリー

投稿 新車でお気に入りのCDが聴けない!? ディスプレイオーディオの悩みを解決する凄いガジェット「CDレコ」自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。