『The Hollywood Reporter』によると、ダニエル・リカルド(マクラーレン)の生活やF1での時間を記録した新しいシリーズが製作されることが明らかになった。
ディズニー傘下のストリーミングプラットフォームであるHuluは、リカルドが制作総指揮を務める予定のプロジェクトを軌道に乗せた。30分間の脚本シリーズはまだ製作の初期段階で、現在ライターを探しているが、製作会社の『ABCシグネチャー』、『ライオンズゲート・テレビジョン』および『テンプル・ヒル』のマーティ・ボウエン、ウィク・ゴッドフリー、フィービー・ジマー、シドニー・タイトルが参加する予定だ。
ハリウッドのプロダクションは、アメリカで続くF1の成功からチャンスを得たいと熱望しているようで、製作中や製作準備段階のプロジェクトがいくつかある。
7度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督によるブラッド・ピット主演の長編映画の製作に携わっている。同映画は最近アップル・オリジナル・フィルムズが配給権を獲得した。
またハミルトンは、アップルのドキュメンタリーシリーズにも関わっている。伝えられるところによると同シリーズではクルーがハミルトンを追いかけ、彼とメルセデスチームにこれまでにないところまで迫るという。さらに、ハリウッドの有名監督マイケル・マンはエンツォ・フェラーリの生涯を描く伝記映画に取り組んでおり、オスカーにノミネートされた俳優のアダム・ドライバーが伝説のコメンダトーレを演じる。
なおストリーミングサービスを行うNetflixの『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』のシーズン5は、『Box to Box Films』によって撮影が順調に進んでいるという。