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<p>中国テク業界の人員削減に拍車、景気減速で痛み拡大</p><p>中国テク業界の人員削減に拍車、景気減速で痛み拡大</p><p>中国政府がハイテク業界に対し規制緩和に転じる姿勢を見せる中、当のテク大手各社は人員削減を加速する構えを示している。</p><p>成長が減速していることを受けた動きだ。 中国のインターネットサービス大手テンセントホールディングスや、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を手掛ける北京字節跳動科技(バイトダンス)などの企業は、コスト削減策の一環として新たなレイオフを実施。その数は数千人に上ることが、現・元従業員の話で明らかになった。当局の取り締まり強化で打撃を受けたテク企業は、昨年後半以降、すでに数万人規模の人員削減を行っている。 これまでの人員削減は、赤字事業や非中核部門の再編に重点が置かれていた。だが、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の流行に伴う厳しいロックダウン(都市封鎖)で中国経済は痛手を受け、一部企業は中核事業でもレイオフに踏み切っている。…</p>