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サクラの花びらを表す精緻な幾何学模様が、高さ60センチ、直径26センチの円柱状の木製ランプシェードを形づくる。用いるのは、クギや金具を使わずに木片を組む「組子細工」の伝統の技。障子や欄間などの建具向けの技巧を発展させた独自の「曲面」が、立体的で洗練された印象を与える。制作したのは京都…