7月4日、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦するグリッケンハウス・レーシングは、WECに投入している708号車グリッケンハウス007 LMHのカラーリングを、チームエンブレムから由来するブルーを中心としたものに変更すると発表した。
グリッケンハウス007 LMHは、2021年第3戦モンツァからWECに登場。これまでレッドとホワイトのカラーリングで参戦を続けてきたが、7月4日、チームは短いリリースを発行し、「変化を起こす良い機会だ! 我々のロゴからとられたブルーの708号車をご覧あれ」と新たなカラーリングを発表した。新カラーは明るいブルーとホワイト、さらに中央にトリコロールのラインが入り、チームの国籍であるアメリカのナショナルカラーをも思わせる。
チームはこのカラーリングの変更の理由について、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、我々は新しいポルシェLMDhのカラーリングを見た」と綴った。
「ポルシェもトヨタも、レッドとホワイト、ブラックのカラーリングだ。我々は別のものを試してみることにした。我々の未来のように、空のように明るいカラーリングだ」
またチームはリリースの冒頭に、ヘレン・ケラーの名言を添えた。
「顔はいつも太陽の光に向けていて。そうすれば影を見ていることなんてない。向日葵がそうするようにね」