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>そして全てお話しました。ドライブしていたら気になった地名があったこと。ずっと忘れられなくてついに探しに来たこと。でも、自分だけでは何も見つけられなかったこと。途中から司書さんのほうからも「それは確かに気になりますね」などと乗ってくれて、僕も「この方なら探し出してくれる」という気持ちになっていたと思います。「お急ぎですか」と聞かれたので「いえ、いつか答えがわかればそれで満足です」と答え、電話番号を書いた紙を残して帰りました。いつか電話が掛かってきたらうれしいなぁ、と思いながら。