アップルは、M2プロセッサーを搭載したMacBook Airを7月15日から発売。注文は7月8日午後9時から行うと発表した。
M2チップは前世代のインテルチップ版MacBook Airよりも最大5倍、M1 MacBook Air(2020)と比べて最大40%高速化されているとアップルは謳っている。また新たなデュアルUSB-Cポートの充電器も同梱され、30分で50%まで急速充電が可能となっている。
筐体のデザインが一新され、4色のカラーバリエーション(シルバー、スペースグレイ、スターライト、ミッドナイト)を用意する。
新たなMacBook Airのデザインは、2010年以来のウェッジシェイプから、14/16インチMacBook Proを思わせる角張った筐体に一新された。
ハイエンドモデルと同じく画面にはノッチ(切り欠き)が追加されつつ、サイズは従来の13.3インチから13.6インチへと少し広くなった。ノッチ部分には解像度1080pのウェブカメラが内蔵されている。
新型MacBook Airの厚みは11.3mmで、重さは1.24kg。M1 MacBook Airの1.29kgから若干減っている。Touch ID電源ボタン付きのMagic Keyboardを引き継ぎつつ、充電端子は磁石で着脱できるMagSafe方式に変更。気になる電池の持ちは、内蔵バッテリーのみで約18時間の連続ビデオ再生が可能としている。
内蔵スピーカーには、4スピーカーサウンドシステムを新たに搭載。薄い筐体に収まるよう、スピーカーとマイクをキーボードとディスプレイの間に組み込んだ。また、ドルビーアトモスの空間オーディオ再生にも対応。マイクは3マイクアレイを用いたビームフォーミングにより、クリアな音声を捉えられるとしている。
※この記事はPHILE WEBから転載したものです