<p>2歳熱中症死 事件当日もUSJ近くで宿予約 3日間放置計画か – ライブドアニュース</p><p>【2歳児熱中症死】事件当日も宿泊予約、3日間放置する計画か 大阪 祖母と内縁の夫は逮捕当時「29日午前5時ごろに家を出た」と供述していたが、実際は2日前からUSJ近くのホテルに滞在し、29日も付近のホテルへの宿泊予約を入れていたことがわかったという。</p><p>大阪府富田林市の集合住宅で6月29日、熱中症で死亡した2歳女児の遺体が見つかった事件で、保護責任者遺棄容疑で逮捕された祖母らが事件当日、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)近くの</p><p>ホテルで宿泊の予約を取っていたことが、捜査関係者への取材で判明した。祖母らは家族から女児の異変を電話で知らされたため、「慌てて帰った」と供述しているという。 【事件の主な経緯】入浴中に溺れたことも 祖母らは27日から2日連続で周辺のホテルに宿泊していたことが判明している。大阪府警はUSJ周辺で少なくとも3日間の滞在を計画し、女児を放置した疑いが強いとみている。 祖母の小野真由美(46)と内縁の夫の桃田貴徳(50)の両容疑者は、真由美容疑者の五男(6)とともに外出。同居する小野優陽(ゆうは)ちゃんを自宅のベビーサークル(幅124センチ、奥行き91センチ、高さ88センチ)に閉じ込めて置き去りにした疑いが持たれている。 真由美容疑者らは逮捕当時、「育児ストレスの解消のためUSJに行った。29日午前5時ごろに車で家を出た」と供述したが、実際は2日前からUSJ近くのホテルに滞在していた。29日まで帰宅した形跡は確認されていない。 府警が当時の行動をさらに追跡した結果、29日も付近のホテルに宿泊する予約を入れていたことも新たに分かった。真由美容疑者らは優陽ちゃんを当初から長期間放置しようとしていた疑いがある。 優陽ちゃんは29日昼ごろに脱水症状に伴う熱中症で亡くなったとみられる。富田林市消防本部によると、市内の最高気温は27日が32・3度、28日が34・7度、29日が34・5度でいずれも真夏日だった。 府警によると、真由美容疑者の四男(15)も自宅に残されていた。四男は学校から帰宅した29日午後4時ごろ、8畳洋間のベビーサークル内で倒れている優陽ちゃんを見つけた。真由美容疑者らは「(四男から電話で)『息をしていない』と聞かされ、慌てて帰った」と話しているという。 真由美容疑者らは四男と電話でやりとりした際、優陽ちゃんに水をかけて体を冷やすよう指示していたことも明らかになっている。この約1時間後、桃田容疑者が119番して事件が発覚した。【郡悠介、洪玟香】</p>