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7月14日(木)にスタートする上川隆也主演の人気ミステリー遺留捜査第7シーズン。

放送開始に先駆けて制作発表イベントが行われた。

イベントには、主演の上川隆也をはじめ、栗山千明、戸田恵子、甲本雅裕、永井大、戸塚純貴、宮﨑香蓮らレギュラーメンバーが華やかに勢揃い。それぞれ作品への思いを語った。

◆唯一無二の人気ミステリーがこの夏さらなる“深化”

2011年からはじまったシリーズの“集大成”に挑む第7シーズン。

おなじみ、京都府警“特別捜査対策室”、通称“特対”を舞台に、糸村聡(上川隆也)、神崎莉緒(栗山千明)、佐倉路花(戸田恵子)、雨宮宏(永井大)、沖田悟(戸塚純貴)ら個性豊かな特対メンバーがまたまた集結する。

もちろん、第1シーズンからのレギュラーである村木繁(甲本雅裕)や、糸村と村木のやりとりを見守り続けてきた滝沢綾子(宮﨑香蓮)の科捜研メンバーも登場。

遺留品から真実を見出すという唯一無二の“軸”はそのままに、物語の奥行きをさらに“深化”させ、極上のミステリーを紡いでいく。

◆上川隆也、最新シーズンのみどころを明かす

制作発表イベントが行われたのは、世界遺産の総本山・仁和寺の宸殿。

今シーズンは、京都を舞台に数々の名ドラマをお届けしてきた「木曜ミステリー」枠のファイナル作品であることから、京都市と京都市観光協会が主催する“京の夏の旅”キャンペーンとのコラボが実現。その縁あって、仁和寺でイベントを開催する運びとなった。

悠久の歴史が感じられる厳かな空間に立った上川は「ただ心の中で詠嘆するのが精一杯という心境」と感動の声を上げる。

イベントでは、上川が新シーズンのみどころについて、「『遺留捜査』は遺留品に込められたメッセージを伝えていくという物語を貫いており、変わらないことがひとつの“売り”です。その上で、今回は糸村がドローンを使って捜査に及ぶなど、時代に乗って物語をブラッシュアップしている部分もあります」とコメント。

栗山も「今シーズンはそれぞれの役柄の過去が見えるようなストーリーが多く、私自身『莉緒って過去にこういうことがあったんだ!』と楽しくお芝居させていただいています」と、より深い境地でキャラクターを描く第7シーズンの魅力を語る。

また、上川は毎回、甲本とのアドリブが反響を呼ぶ“科捜研シーン”のウラ話にも言及。糸村は度々、誰かの格言らしきものを挙げて村木に無理やり鑑定を依頼するのがお決まりだが、この言葉のセレクトにも上川は熟考を重ねていると明かす。

「『…って誰かが言ってました』という言葉が後に添えられるので、少なくともどなたかが過去におっしゃったことを言おうと思っています。もし興味を抱いて調べたら、『あ、この人の言葉だったのか』というところにたどり着けるようにしています」とのこと。

はたして今シーズンはどんな格言が飛び出すのか?

◆上川隆也、貞本義行氏によるサプライズプレゼントに大感激!

イベントのクライマックスには、10年以上“座長”として現場を率いてきた上川に感謝をこめて、スタッフからサプライズプレゼントが贈呈されることに。

そのプレゼントとは、『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる漫画家・キャラクターデザイナーの貞本義行氏が糸村の姿を描きおろしたイラスト色紙。

貞本氏の大ファンである上川は「ええっ!」と驚嘆したあと、しばらく絶句。「言葉にできないです。とんでもないことが起きていますね」とうれしさを隠しきれない表情を浮かべる。アニメ好きで知られる栗山も、「いいなー!!」を連発して大興奮していた。

そして最後には、上川が「このイベントでご覧いただけたようにレギュラー7人の絆は年々深くなっております。糸村の最後のメッセージをぜひ皆さんも一緒に受け取ってください」と視聴者にメッセージをおくりイベントを締めくくった。