>裁判所の判決であれ、選挙の投票結果であれ、自分が期待していた結果と異なると文句だけ言って対話を放棄してきた「リベラル人士」の浅ましい姿に、多くの人が辟易していることに気づくべき
>平素はあたかも民主主義の実践者のような顔をしながら、裏面では秘かに「望むままの判決を自在に出してくれるエリート」を待望し、多数派形成への努力も軽んじて異見との対話を放棄してきた昨今のリベラル人士の姿は、当人の自意識に反して貧しく卑しい
>それくらいならむしろ、民主主義自体への不信と侮蔑を公言する「堂々たる権威主義」の方が、少なくとも筋は通って自己矛盾がないように見える。世界のどの先進国でも、近年デモクラシーの内実からリベラルな勢力が衰退し、強権統治への傾きが強まっているのには、そうした理由があろう
もっと詳しく