キャンプ、釣りやカーイベントが趣味という古着、雑貨好きオーナーが住むガレージハウスは、隣接する公園が借景に
黒い1965年式フォードマスタングが収まる木造のガレージハウス。グリーンのサイディングに映える白い窓枠のコントラストは、アメリカの雰囲気満点! ガレージ内にはオーナーのYさんがコレクションする雑貨が並び、さながらアメリカのアンティークモールのようだ。
8年前に購入したマスタングでキャンプや釣り、カーイベントなどに出かけ、日常の足としても使用しているというYさん。趣味のヴィンテージ雑貨コレクションのため、アメリカに買い付け旅行をするということもあり、いつかはガレージ付きのアメリカンハウスを手に入れたいと考えていたということだ。
【写真11枚】とにかくカッコイイ! オーダーで依頼した両開きのガレージドア
ドライブがガレージ作りのきっかけ!
ガレージハウス計画が一気に現実味を帯びたのは、たまたまマスタングで海に遊びに行ったことがきっかけだったという。海の帰り道に、輸入住宅を手掛ける「ミリオン・ベル」のモデルハウスの前を通りかかったので訪ねたところ、すっかりその造りやコンセプトに魅了され、同社にガレージハウスの設計、施工をお願いすることを決めたそうだ。
建築された場所は、閑静な住宅街の大きな公園の隣。建築にあたってのYさんの要望は、公園の緑を借景として活かすことと、ガレージ部分に大きな吹き抜けを設けることだったという。その後、約半年の打ち合わせを経て、ログハウスをイメージした木造2階建てのガレージハウスが完成したのである。
オーダーのガレージドアが特徴
Yさんのガレージハウスで特徴的なのは、オーダーで依頼した両開きのガレージドア。ドアには木製の窓が設けられ、普段はカーテンを閉めているが、ガレージで過ごす際にカーテンを開ければ、公園の木々が大自然のパノラマのように広がる。ガレージ内に一歩足を踏み入れると、壁全面に張られた杉材とマスタングのコントラストが、いかにもアメリカンカントリー的な風合いを醸し出している。
ガレージの床はパイン材に。大好きなログハウスをイメージしたガレージ内は、木で囲まれた雰囲気がとても落ち着いた、素敵な空間となっていた。大きな吹き抜けのある壁面には、趣味であるアウトドアアイテムや、フィッシングタックルなどがディスプレイされ、ガレージから小上がりとなっている趣味のスペースに、デスクとソファをレイアウトしている。
寛ぎのスペースでお酒を飲みながら、愛車のマスタングや直接アメリカで購入してきたヴィンテージ雑貨を眺めることが、Yさんの楽しみになっているのだそうだ。アメリカっぽさにこだわったY邸では、アメリカ製のスイッチやライトを採用。床材の張り方にもこだわり、2階には毛足の長い絨毯をしつらえるなど、こちらもマスタングに似合うアメリカンテイストで統一されている。
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