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<p>安倍元首相死去で弔問続く 加トルドー首相 台湾 頼清徳副総統ら | NHK政治マガジン</p><p>安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれて亡くなったことを受けて、世界の要人による弔問が続いています。 カナダのトルドー首相が現地の日本大使館を弔問に訪れたほか、国連のグテーレス事務総長がニューヨークの日本の国連代表部で記帳しました。</p><p>安倍元総理大臣が、演説中に銃で撃たれて亡くなったことを受けて、世界の要人による弔問が続いています。このうちカナダのトルドー首相は12日、現地の日本大使館を弔問に訪れました。日本大使館によりますと、トルドー首相は記帳のあと「G7における安倍氏の存在、その時々の重要課…</p><p>日本大使館によりますと、トルドー首相は記帳のあと「G7における安倍氏の存在、その時々の重要課題に対する彼の関与は、大変惜しまれるだろう」と述べたということです。 同じ日には国連のグテーレス事務総長が、ニューヨークにある日本の国連代表部を訪れて記帳したほか、EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長も、ベルギーのブリュッセルにある日本のEU代表部を訪れました。 フォンデアライエン委員長は、ツイッターに「安倍氏の突然の悲劇的な死は全世界を揺るがした。私は偉大な指導者で、ヨーロッパの真の友人であり、そして平和と世界の繁栄を擁護した方に対して、最後の賛辞として追悼のことばを記した」と書き込みました。 またロシアでは、日ロ関係などを担当するモルグロフ外務次官が、モスクワにある日本大使館を弔問に訪れ、「安倍元総理大臣は、ロシアとの善隣関係と相互に有益な協力を発展させるため、多大な努力を払った傑出した日本の政治家として、われわれの記憶に永遠に残るだろう」などと記帳したということです。 安倍元首相死去 フランス大統領から弔意 日仏首脳電話会談 安倍元総理大臣が演説中に銃で撃たれて亡くなったことを受けて、岸田総理大臣は、フランスのマクロン大統領と電話で会談し、弔意を伝えられたのに対し、安倍氏の遺志を継ぎ両国の関係の発展に尽力する考えを伝えました。 岸田総理大臣とフランスのマクロン大統領の会談は12日夜、およそ15分間行われました。 この中で、マクロン大統領は安倍元総理大臣が亡くなったことに弔意を伝えたうえで「この苦難の時にフランスは日本とともにある。安倍氏は日仏関係の発展に多大な貢献をされた」と述べました。 これに対し、岸田総理大臣は謝意を示したうえで「民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行を決して許すことはできない。現職の総理大臣として暴力に屈せず、民主主義を守り抜く」と述べました。 そして、安倍氏の遺志を継ぎ、両国の関係の発展に尽力する考えを伝えました。 中国外務省の報道官は、台湾の頼清徳副総統が安倍元総理大臣の弔問のため、東京を訪問したことについて、12日の記者会見で「台湾当局の政治的なたくらみが成功することはない」と述べて反発しました。 台湾の頼清徳副総統は、安倍元総理大臣の弔問のため、7月11日に東京を訪問しました。 台湾メディアは、台湾と日本が50年前に断交して以降、最も高いレベルの政権幹部の訪日で、1985年、当時の李登輝副総統以来だと伝えています。 これについて中国外務省の汪文斌報道官は12日の記者会見で「安倍元総理大臣が不幸にも亡くなったあと、台湾当局はこれを機会に政治的な工作を行っているが、この政治的なたくらみが成功することはない」と述べ、反発しました。 そのうえで、汪報道官は日本政府に対しても厳正な申し入れをしたことを明らかにしました。</p>