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<p>消えた投票所 全国減少ランキング 参議院選挙2022|地方潮流 | NHK政治マガジン</p><p>各地で投票所の数が減っていて、投票率の低下が懸念されています。 投票所46か所が6か所に減少した自治体の投票率は… 都道府県別の減少数のランキングも掲載しました。</p><p>7月10日に投票が行われた今回の参議院選挙。投票率は52.05%で、過去4番目の低さとなりました。そんな中、投票率にも関係する投票所の数が減っているって知っていますか?現場の取材から、人口減少が続く地方自治体の苦悩が見えてきました。(関口紘亮、桜田拓弥)※記事…</p><p>市は、投票所を減らす代わりに、市民であれば地区に関係なく投票できる「共通投票所」の設置や、投票所入場整理券のデザインの一新などでなんとか投票率の下落を食い止めようとしました。 しかし、今回の参議院選挙で鹿角市の投票率は49.12%。前回・3年前に比べて6.18ポイント下落しました。秋田県内では唯一50%を割り込みました。 投票所が減ったこととの因果関係はわかりません。ただ、投票の際に「投票所が遠くなった」と不満を漏らす人もいたということです。 (鹿角市選挙管理委員会 相馬天 事務局長) 「投票所の削減数を考慮すると、有権者の方々の意識の高さによって6ポイント減に『踏みとどまった』と捉えています。ただ、もちろんこのままでよいとは考えていません。今後、投票区にかかわらず利用できる『共通投票所』の利便性の改善や、有権者の移動支援など、対策を検討していきたいです」 全国でも減る投票所 今回の選挙での、全国の当日の投票所の数は、4万6017か所。前回・3年前と比べて1016か所、率にすると2%余りの減少となりました。 ピークだった2001年の5万3439か所と比べると、この20年余りで7400か所余り、14%近くも減っています。 前回・3年前との比較でも、都道府県別では神奈川県と埼玉県を除く45の都道府県で減少。減少率が高い順に▼秋田県の14.4%、▼滋賀県の10.9%、▼石川県の6.9%などとなっています。 買い物帰りに一票 増える「共通投票所」</p>