<アナリストに聞く>
2021年度に純利益5000億円を突破した信越化学工業。塩化ビニル樹脂や半導体用シリコンウエハーといった世界首位の製品群が稼ぐ力を発揮したが、現状の株価は年初来安値圏にとどまる。株式市場は米国の利上げによる住宅需要へのマイナス影響や、スマホやテレビといった情報家電製品の減速を嫌気しているが、みずほ証券の山田幹也氏は「相対的に高まっているシェールの競争力や、先端半導体需要の底堅さといった好材料が見落とされている」と分析。「信越化学は今期も最高益を更新する蓋然性が高い」にもかかわらず、割安で放置されているとして選好銘柄の1つに挙げる。続きは本紙で
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