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<p>Twitchの人気配信者がYouTubeと独占契約するケースが続出、YouTubeの狙いとは?</p><p>Twitchの人気配信者がYouTubeと独占契約するケースが続出、YouTubeの狙いとは?</p><p>ライブ配信プラットフォームのTwitchでは、何十万人ものフォロワーを抱える人気配信者がたくさん活動しています。そんなTwitchの人気配信者に対して、Twitchの競合サービスである「YouTube Gaming」を提供するYouTubeが積極的に独占契約を交わしており、何人もの配信者がYouTubeに活動の場を移しています。YouTubeがTwitchの人気配信者を囲い込む戦略の狙いについて、アメリカ日刊紙のワシントン・ポストが解説しています。</p><p>によると、2022年第1四半期(1月~3月)におけるライブ配信の総視聴時間のうち、Twitchが76%を占めており、YouTubeはわずか14%でした。ライブ配信ツールを開発するStream Elementsのジェイソン・クレブスCEOは「LilyPichuもMythも非常に人気がありますが、視聴者の大多数はTwitchで活動する他の配信者のファンでもあります。そのため、Twitchは依然として多くの視聴者から支持されています」と述べています。 人気配信者・Ludwig Ahgren氏が設立したアパレルブランド企業であるMogul MerchのNick Allen社長は、「2020年後半に宇宙人狼ゲーム『 』がYouTubeで大ヒットしてから、配信者同士のコラボレーションという新しい文化が生まれています」と指摘し、「Twitchには10年以上にわたって培ってきた独自の文化が存在します。YouTubeの戦略は、Twitchのコミュニティを刺激して発展させることで、YouTube独自の新しい文化を生み出すことを期待するというものです」と述べています。 by 人気配信者たちが公に批判しているように、YouTubeのライブ配信プラットフォームとしての機能はTwitchよりも足りない部分が多いといえます。しかし、コミュニティこそがプラットフォームの盛衰を決定し、ツールはあくまでも一部でしかない、とワシントン・ポスト。Allen社長は「実際には機能セットよりも文化の方が重要だと思います。配信者がYouTubeに移行し、皆がおおむね満足していることがわかると、さらにより多くの人が安心してYouTubeに移行するようになるでしょう」と述べました。 この記事のタイトルとURLをコピーする</p>