玉森裕太が初のパイロット役に挑む金曜ナイトドラマ『NICE FLIGHT!』。
空と空港を舞台に、パイロットや航空管制官たちの仕事に向き合うプロフェッショナルな姿と、夏にぴったりな爽やかな大人の恋愛模様を描く同作の制作発表記者会見が開催され、主演の玉森をはじめ、中村アン、尾上右近、阿部亮平(Snow Man)、玉城ティナ、黒川智花、そして吉瀬美智子の7人が役柄そのままのスタイルで颯爽と登壇した。
◆壮大な景色を背負い、キャストが意気込みを語る
制作発表記者会見が行われたのは、東京・羽田空港にある日本航空の施設。本物の機体で撮影、本物のパイロットからの指導、本物の管制官への取材とリアルにこだわった本作らしく、背景には羽田空港の滑走路と管制塔、そして駐機する旅客機の数々に抜けるような青空…という最高の景色が広がるなか、終始楽しいトークが展開された。
今作が2度目の共演となる玉森と中村。2人を中心に描かれるラブストーリーということで、撮影はどんな雰囲気で進行しているのかと問われると、「ラブシーンなどもコミュニケーションをとりながらできている」と玉森。「2度目の共演なので心を開いている」という中村に「本当に?もう心開いてくれてます?」と笑いながら確かめる場面も。
さらに玉森は、はじめてのパイロット役に緊張感を持ちつつもワクワクする思いも抱いているよう。「コックピットの中に入ると身が引き締まると同時にワクワクします。難しいお仕事なので、リスペクトの気持ちがどんどん強くなりますね」と明かし、パイロットの制服についても「空の安全を守らなきゃ、という気持ちになります」と話す。
すると、同じく初パイロット役の吉瀬も「制服を着たときから、猫背じゃいけない、という気持ちが芽生え姿勢を正しました。この肩の4本線(機長がつける肩章)は身が引き締まります」と、はじめての経験にさまざまな思いがあることがうかがえた。
一方、管制官役の中村も「私はこの役をできるのだろうか」とこの何か月間も不安だったことを激白。「管制官の受験勉強をしているのかと思うくらい」に管制台詞漬けになっていることを明かした。
◆現場での互いの“プロフェッショナル”を絶賛
そして、会見ではテーマに沿ったフリップトークも。「最近恋しているもの」では、吉瀬が「自家製梅シリーズ」、黒川は「パンダ」と回答。上野動物園の抽選に当たり、双子パンダを見に行ったエピソードをうれしそうに話す。
「この人のここがプロフェッショナル」では、阿部が中村の一発目の管制官台詞のシーンについて言及。
すると、中村&吉瀬からは玉森が現場に完璧に台詞を入れて来ると証言が。「忙しいはずなのに、現場で台本を見ているところを見たことがない」と絶賛すると、思わず玉森も「楽しいと台詞も入ってくるんですよね」と笑顔を見せる。
さらに、大人の恋愛についてのトークも。玉森は「駆け引き」を挙げ、「メールをすぐに返さないとかご飯に誘うタイミングとか…みんなどうやって考えてるんだろう」と苦笑いを浮かべ、「もうちょっと勉強しますね」と誓いを立てる場面も見られた。