基礎疾患のある人と60歳以上に限定していたが、方針を改める。医療・介護従事者を
対象に追加する理由は何か。また、感染が過去最大規模に拡大した今も、60歳未満の
一般市民に接種を広げないのはなぜなのか。
◇「重症化予防」が4回目の目的
厚生労働省は今年4月、4回目の接種目的を「重症化予防」と位置づけ、60歳以上と
60歳未満で基礎疾患がある人に対象を絞った。先行する海外のデータによると
4回目接種は感染や発症を防ぐ効果が長く続かず、海外でも対象を重症化リスクの
高い人に限定している国が多い。
しかし7月以降、新型コロナの感染者が爆発的に増加する中で政府が着目したのが
4回目の「一時的な感染予防効果」(厚労省幹部)だ。イスラエル工科大などが4月
に発表したデータによると、米ファイザー製ワクチンの4回目接種後の感染リスクは
接種後1カ月では3回のみと比べおよそ半減した。ただし、2カ月が経過すると効果は
低下し、4回目接種済みの人と3回目までの人との感染リスクはほとんど変わらなかった。
◇効果「一時的」でもメリット大
厚労省は第7波以前は、これらのデータを基に「感染予防効果は短期間しか持続しな
い」とし、接種するメリットは乏しいとしていた。だが、感染者が急増している現状
を踏まえれば、1カ月の短期間であっても、重症化リスクがある人が多数集まる場で
の集団感染を避けるためには、4回目接種によるメリットは大きいと判断した。厚労省
幹部は「4回目接種の科学的根拠は変わっていないが、環境(感染状況)が変わった」
と語る。第7波の急拡大で、「たった1カ月の効果」とされていた4回目ワクチンの
評価が変わったというわけだ。
◇医療・介護従事者は接種対象へ
現時点で重症者の増え方は緩やかだが、感染急拡大によって懸念されるのが、医療
機関や介護施設でのクラスター(感染者集団)の発生だ。医療・介護従事者が施設内
にウイルスを持ち込んでしまったり、本人が感染・発症したりすれば、さらなる医療
逼迫(ひっぱく)につながる恐れもある。厚労省は22日の審議会で、医療・介護従事
者の計約800万人も4回目接種の対象に加えるか議論する。
20日時点の全国の新規感染者数は15万人超(毎日新聞まとめ)で、多くの自治体で
過去最多を更新している。ワクチンや自然感染による免疫の低下のほか、オミクロン株
の派生型「BA・5」への置き換わりが急拡大の要因と考えられている。政府は強力な
行動制限を実施しない方針で、4回目接種などを促して重症化リスクが高い高齢者ら
を守ることに重点を置く。
◇50代以下には大きくない利益
一方で、医療・介護従事者ではない60歳未満の人を対象とすることには消極的だ。
後藤茂之厚労相は19日の記者会見で「4回目接種は重症化予防が目的」との方針を
改めて強調したうえで、「(医療・介護従事者ではない)60歳未満の人に4回目接種
することは(対象に)該当しない」と、さらなる対象拡大について否定した。
流行するオミクロン株は、現在使われているワクチンの免疫から逃れ、置き換わり
が進む派生型「BA・5」に対しては、ワクチンの効果がさらに低下するとされる。
50代以下は60歳以上に比べ、重症化リスクが低い。発熱やだるさなど一定程度の副
反応のリスクもある中で、ワクチン接種による利益が大きく上回るというデータは
乏しいのが現状だ。感染や発症の予防効果が短期間しか続かないワクチンの接種を
進めることには、慎重な意見が大勢を占める。
引用元: ・コロナ第7波急拡大。。なのにワクチン4回目接種、なぜ一般に広げない? [NAMAPO★]
馬鹿が接種してもステルスコロナに成ってバラ撒くだろ
俺以外接種するな
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