積水化学工業は、高機能中間膜の事業を一段と強化する。世界的にEV(電気自動車)シフトが進むなかで中間膜に求められる要求の幅も大きく広がっている。これまでも多様な高機能膜を展開し、近年ではHUD(ヘッドアップディスプレイ)向けの伸長が著しいが、足元では、これらのすべてを兼ね備えるとともに色調も変化させた製品も採用されている。高機能膜の売上高は今期も10%成長を見込んでおり、さらに中長期で伸ばすため、「次期中期経営計画期間内には何件か投資しながら能力を高めていく」(清水郁輔高機能プラスチックスカンパニープレジデント)。軽量化に資する製品や電子制御機能を持った製品などの開発も進め、展開の幅を一層広げていく。続きは本紙で
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