もっと詳しく

 2022年F1第12戦フランスGPのフリー走行3回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は10番手だった。

 気温28度、路面温度49度というドライコンディションで現地時間13時にセッションがスタート。開始直後からレッドブル勢がミディアムタイヤでコースに出て行き、マックス・フェルスタッペンが首位、セルジオ・ペレスが2番手につけている。ソフトタイヤのバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)が0.4秒差で3番手に浮上した。

 開始から20分を迎える頃には、カルロス・サインツ(フェラーリ)が1分33秒217でレッドブル勢の間に入る2番手タイムを記録。チームメイトのシャルル・ルクレールはハードタイヤで8番手だ。コース上のマシンはルクレール以外の19台がソフトかミディアムを履いており、角田はソフトで1分34秒324をマークし13番手でセッションの折り返しを迎えた。

 後半に入るとルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分33秒255で3番手に上がった。ルクレールもソフトタイヤを投入し、1分32秒909でハミルトンを上回って2番手につけたが、フェルスタッペンが序盤にミディアムで記録したトップタイムとは0.1秒差だ。サインツもソフトで1分33秒172で3番手に上がった。

 サインツはさらにタイムを縮めて1分32秒626でトップに浮上。フェルスタッペンも残り10分を切る頃にはソフトを履いてコースへ出て行き、サインツに0.354秒差の1分32秒272でトップに立った。このままフェルスタッペンがトップでセッションは終了し、2番手はサインツ、3番手はルクレールとフェラーリ勢が並んだ。

 4番手以下ハミルトン、ペレス、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ランド・ノリス(マクラーレン)と続き、アルファタウリの角田が10番手、ピエール・ガスリーが13番手となっている。

■2022年F1第12戦フランスGPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps
1 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1’32.272 23
2 55 C.サインツ フェラーリ 1’32.626 14
3 16 C.ルクレール フェラーリ 1’32.909 20
4 44 L.ハミルトン メルセデス 1’33.255 22
5 11 S.ペレス レッドブル 1’33.293 25
6 63 G.ラッセル メルセデス 1’33.376 18
7 14 F.アロンソ アルピーヌ 1’33.505 18
8 23 A.アルボン ウイリアムズ 1’33.558 19
9 4 L.ノリス マクラーレン 1’33.669 16
10 22 角田裕毅 アルファタウリ 1’33.751 19
11 3 D.リカルド マクラーレン 1’33.788 17
12 6 N.ラティフィ ウイリアムズ 1’33.841 16
13 10 P.ガスリー アルファタウリ 1’33.869 18
14 77 V.ボッタス アルファロメオ 1’33.872 20
15 24 周冠宇 アルファロメオ 1’33.911 19
16 20 K.マグヌッセン ハース 1’34.031 23
17 31 E.オコン アルピーヌ 1’34.122 18
18 18 L.ストロール アストンマーティン 1’34.177 20
19 47 M.シューマッハー ハース 1’34.222 12
20 5 S.ベッテル アストンマーティン 1’34.536 11