https://www.hbc.co.jp/news/a352383801282b356890aa2fbd175c74.html
耳の聞こえない人が使う手話をめぐる裁判のニュースです。
まずはこちらを。
手話には「日本手話」と「日本語対応手話」があるといわれています。
日本手話は、生まれつき耳の聞こえない人が使うことが多く、主語・述語・目的語などと英語に近い語順で表現します。
一方、日本語対応手話は、語順は日本語と同じで、単語を手話に置き換えたものです。
手話を使う人にとっては、日本手話と日本語対応手話の違いで、暮らしづらさを感じているということがわかる裁判です。
27日、この日本手話と日本語対応手話をめぐり、札幌のろう学校に通う男子児童が、道に対し、日本手話による学習環境を求め提訴しました。
訴状によりますと、男子児童は、生まれたときから聴覚障害があり、同じ障害がある母親と、日本手話を日常的に使っていますが、担任教師は、日本語対応手話しか使えず、授業やコミュニケーションが成り立たないといいます。
そのため原告は、道に対し、精神的な苦痛に対する慰謝料など、およそ550万円を求めています。
札幌市在住、30代原告の母(通訳の方)
「担任の先生が話していることが息子に通じず、息子が話すことの読み取りが出来ない」「日常会話も出来ない状態ですので、授業が成立するわけがありません」
原告は、3月に、北海道教育委員会などに対し、担任が日本手話を使えるようになってほしいと申し入れましたが、状況が改善されなかったため、提訴に至ったということです。
今回の提訴に対し、北海道教育委員会は「訴状等を見て、誠実に対応して参りたい」とコメントしています。
7月26日(火)「今日ドキッ!」午後6時台
※リンク先に動画あり
引用元: ・【北海道】ろう学校の男子児童が道に対し提訴 担任が使う「手話」が児童に通じない 札幌地裁 [七波羅探題★]
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