エンジン専用コーティング剤「REWITEC PowerShot」を愛車に投入した人に、REWITECを選ぶ理由を伺います。今回は、走行距離12万キロのメルセデス・ベンツ250CEを手に入れた江原慎一郎さんです。
アウトビルドジャパン代表の素顔
「はっきり言ってガイシャ好きです!」
フォルクスワーゲン・ゴルフ2で始まったクルマ遍歴は、そのほとんどがヨーロッパ車。しかも圧倒的にドイツ車が多いという江原慎一郎さん。何を隠そう、彼こそがアウトビルドジャパンの代表です。
根っからのクルマ好きだった江原さんは、大学卒業後、当時「CAR GRAPHIC」を発行する出版社でクルマ雑誌の制作に関わり、その後、広告代理店を経て独立。「また、自動車メディアに関わりたい」という気持ちを抱いていたときに、アジア展開を模索していた「Auto Bild(アウトビルド)」に出逢い、2020年4月に日本版の「AUTO BILD JAPAN Web」を立ち上げることなります。
そんな江原さんの現在の愛車が、イタリアで探し当てた250CE。「W114」として知られるこのモデルは、現在のEクラスの起源でもあります。
このクルマを手に入れる前、江原さんはW211タイプのE500を愛用していましたが、災害でE500は水没し、泣く泣く手放すことに。再度E500を購入しようと探しましたが、希望どおりのクルマになかなか出逢うことができないでいました。そんなとき、足を運んだイベントで、1970年代前半のクルマが“クラシックカー”として扱われていることを知り、「意外に最近のクルマもクラシックカーなんだ」と驚いたといいます。
そこからクラシックカーへの興味が湧き始め、ヨーロッパで探し始めたところ、イタリアでこの“縦目”が見つかりました。「個人が売りに出していたクルマで、写真を見るかぎり程度はあまりよくありませんでした。でも安かったので、イタリアの知人に見に行ってもらうと、普通に良いクルマだったんです」(江原さん)。
“上がりのクルマ”になるかもしれない
さっそくこの250CEを購入。現地でダンパーとスタビライザーリンクを交換後、船便で日本に到着したのが2022年5月のことでした。
「あまりに普通に乗れてビックリですね!サッシュレスドアのクーペであるにもかかわらずボディ剛性がとても高く、走行時の風切り音も気になりません。クルマのつくりもぜいたくなくらいしっかりしていて、Eクラスの元祖というのも納得がいきます」(江原さん)
Eクラスの元祖といっても、現代のクルマに比べればサイズはコンパクトで、全幅は小型車のベンチマークといわれるフォルクスワーゲン・ゴルフより狭いほど。「このサイズ感がとても気に入っています。乗り心地も当時としてはかなり良かったんでしょうね。見た目と違って意外に動きが軽くて、街乗りでもまったく苦にならないんですよ」(江原さん)
ただ、気になる部分もあるようで、「マニュアルシフトで乗るのがメルセデスっぽくなくて好きなんですが、シフトフィーリングはゴリゴリしていますし、とくにスポーティではないけれど質実剛健な感じのエンジンも、フリクションが大きめです。それで今回、2.5リッター直列6気筒エンジンにREWITECのPowerShotを、マニュアルギアボックスにREWITEC G5を入れることにしたんです。これでエンジンとギアボックスのフィーリングが改善され、また、このクルマに長く乗ることができたらいいなと思っています。私にとって、このクルマが“上がりのクルマ”になるかもしれませんからね!」(江原さん)
クラシックカーを“ふだんづかい”しようと考えている江原さんにとって、REWITEC PowerShotとREWITEC G5は心強い味方になってくれるはずです。
REWITEC https://rewitec.jp/
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Text&Photo:生方 聡