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 2022年7月5日に発表されたダイハツの新型ムーヴキャンバス。デザイン面では先代と同じか…? と思ってしまうほど似ているが、プラットフォームとエンジンの進化で乗れば先代との違いがわかる仕上がりとなった。

●ダイハツ 新型ムーヴキャンバス商品概要(メーカー資料より)
1)「ストライプス」と「セオリー」個性あふれる2つのデザイン
2)女性ユーザーやスマホネイティブ世代を意識した
3)使い勝手の良い機能や装備の採用DNGAの展開により実現した高い基本性能と進化した安全性能

※本稿は2022年7月のものです
文/ベストカー編集部、写真/DAIHATSU
初出:『ベストカー』2022年8月10日号

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■DNGAプラットフォームを採用。質感かなりUP!

「スマートアシスト」も進化! 最新のステレオカメラ搭載により、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を「夜間歩行者検知」にも対応させた。また、ブラインドスポットモニターも採用

 ついに、キターーッ! 新型ムーヴキャンバスが7月5日に発表された。

 誕生までやや待たされたぶんだけ、味わいあるクルマに仕上がっている。

「でも初代と似てない?」。そう思われるかもしれないが、結論を先に言うと「乗って&走ればわかる、その変貌ぶり」なんです。

 プラットフォームにはタントにも搭載されている新世代のDNGAを採用。タントでそのしっかり感が高く評価されている骨格を持つところが、まずは新型の特色だ。

 さらにマイナス50kgの車体軽量化を実現。燃費向上にもつながり、初代とは走り味が違う。

 そして、待望されていた「ターボエンジン」を新設定! タフトのターボエンジンをブラッシュアップしたものが積まれ、D-CVTとの組み合わせで、4人乗車でも軽快感ある走りを楽しめる。

 ……という、この2つの大きな魅力を、乗るほどに実感するはず。「あ、変わったね」と。

初代よりかなり質感がアップしたインパネ。これは「ストライプス」で白と黒の2トーン

 もちろん、ほかでは見ないオシャレな雰囲気のエクステリアは健在。往年のVWバスタイプ2・T1をイメージした初代モデル、それを踏襲したデザインだが、特に洗練されたグリル部分が印象深い。

 新型モデルは2タイプが用意されており、主に異なる部分は室内。可愛らしい雰囲気の「ストライプス」と、シックな味わいのある「セオリー」。

 また、荷物で両手が塞がった状態でも快適に乗り降りできる機能などが充実し、先進安全技術も進化。

 ……軽ハイトワゴンで独自の世界観を醸すムーヴキャンバス。2代目でもそれは変わらず、なのです。

■軽量化&エンジン制御改良で燃費もUP!

 車体軽量化も相まって、エンジン制御の改良により22.9km/L(2WD・WLTCモード)の燃費を実現。従来から約10%向上させている。

 待ってたぜ! のターボ搭載モデルを新設定。従来どおりNAもある。

■これも見逃せない! 先進安全技術が進化し、より「安全&快適」に走れる

「スマートアシスト」も進化! 最新のステレオカメラ搭載により、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を「夜間歩行者検知」にも対応させた。

 また、ブラインドスポットモニターも採用。接近する後方車両を検知すると、ピラーに設置したインジケーターとブザー音で知らせてくれる。

■新型ムーヴキャンバス (ストライプスGターボ)主要諸元
・全長:3395mm
・全幅:1475mm
・全高:1655mm
・ホイールベース:2460mm
・最小回転半径:4.4m
・車両重量:900kg
・エンジン:658cc、直3DOHCターボ
・エンジン出力:64ps/10.2kgm
・トランスミッション:CVT
・WLTCモード燃費:25.2km/L
・価格:179万3000円(2WD)

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