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 8月7日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された『2022 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会』の決勝レースで優勝したTeam HRCの長島哲太、イケル・レクオーナ、高橋巧が決勝レースを振り返った。

2022鈴鹿8耐で優勝したTeam HRC
2022鈴鹿8耐で優勝したTeam HRC

■長島哲太
「もう、めちゃくちゃ嬉しいです。嬉しい以外の表現ができません。自分が2021年にホンダの開発ライダーなってから、2021、2022年とこのホンダCBR1000RR-Rを開発してきて、その集大成ではないですけど、ひとつの結果としてこの優勝で終えられたというのはとても重要なことだと思います」

「新型CBR1000RR-Rのポテンシャルをしっかりと見せられたということはすごく嬉しいですし、さらに(ホンダとして)8年ぶりの優勝ということで、強いHRCといいますか、本当にここまでやるのかという“強いホンダ”が帰ってきたと思うので、本当に素直に嬉しいです」

2022鈴鹿8耐で優勝した瞬間のTeam HRCのピット
2022鈴鹿8耐で優勝した瞬間のTeam HRCのピット

■高橋巧
「僕も嬉しい以外あまり出てきません。2019年はすごく悔しい負け方で、最後情けない走りで終わったのが2019年だったので、まずは優勝できてホッとしていますし、足を引っ張らないでよかったと思っています」

「あとは、やっぱりテツ(長島)がずっとマシンを開発してきて、イケル(レクオーナ)もテストができてないなかでしっかりと安定したタイムで走ってくれました。ですので、チーム、開発グループ含め、しっかりと仕事をしてきてくれたからこその結果だと思うので、全員に感謝しています。ありがとうございました」

■イケル・レクオーナ
「本当に本当に嬉しい。最高だよ。僕にとっては初めての耐久レースでこのように勝つことができて最高だ。ふたりのチームメイトのおかげだと思うし、テストからバイクの調子も非常に良くて、本当に誇りに思っている」

「このように僕を参加させてくれて、開発をしているテツ(長島)は週末を通してずっと素晴らしいラップタイムを記録していたと思う。そしてみんなのおかげで勝つことができて、本当にこのチームメイトのおかげだと思うけど、このように勝利を手にすることができてとても嬉しいよ」