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厚生労働省が発表した6月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上)によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.4%減と、3カ月連続のマイナスとなった。物価上昇のスピードに、賃金の伸びが追いついていない。先行きの物価上昇が懸念されることから、厚労省は「依然とし…