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<p>声優・古谷徹さん、学生時代にミュージシャンを目指していた!? | アニメイトタイムズ</p><p>【㊗ #古谷徹 さんお誕生日記念🎉】 声優・古谷徹さん、学生時代に目指していたのはミュージシャンだった!?「古谷徹デビュー50周年記念プロジェクト」インタビュー後編</p><p>【アニメイトタイムズ】 アムロ・レイ、ペガサス星矢ほか、説明不要なほどのレジェンド級ヒーローを数多く演じ、現在も『名探偵コナン』の安室透や『ONE PIECE』のサボといった大人気キャラクターで活躍し続ける古谷徹さん。 その古谷さんが今年でちょうど声優デビュー50周年を迎え、…</p><p>■ ミニアルバム『古谷徹 50TH ANNIVERSARY「THANKS♪ -感謝-」』 ――今回のミニアルバムでは、数ある作品の中から3曲を選ぶのも大変だったと思いますが、選曲の理由を教えてください。『聖闘士星矢』からは「ペガサス幻想」ではなく、「聖闘士神話」を選んでいる点も気になったのですが。 古谷徹さん(以下、古谷): 誰もが知っている曲にしたいという狙いがあったので、自分の代表作品の中から選んだのですが、「ペガサス幻想」に関しては日本コロムビアから出た『聖闘士星矢』のCDに、僕が歌ったバージョンも入っているんです。 なので、違う曲にしたいという想いもあって、「聖闘士神話」にしたんですよ。これまで僕はあまり歌ったことはなかったんですけど、カラオケに行くと僕の周りの人たちがよく歌っていて、みんなで「聖闘士星矢ァ~!! 星矢ァ~!!」って大合唱しているんですね。僕は間奏でセリフだけ言わされたりするんですけど(笑)、でもそうすると盛り上がるじゃないですか。いい曲だし、いつか歌いたいと思っていたんです。 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は、『ドラゴンボール』はいまだにやっている大ヒット作品ですしね。実はヤムチャは、最初は荒野の一匹狼としてかっこよく出てきたのに、ブルマをベジータに取られてからだんだんヘタレキャラになっていっちゃって、残念だなって思っていたんです。それが、今ではサイバイマンにやられて死んだポーズのフィギュアが大ヒットしてるくらいの人気キャラじゃないですか。 あれ、気付いた時には僕ももう買えない状況で、バンダイに電話して、なんとか1つだけ手に入れることができて、書斎に飾ってあるんですけど。「あ、こんなにヤムチャって人気があったんだ」と改めてわかったんですよ。もちろん、普通にかっこいいヤムチャを大好きな人もたくさんいて、『ドラゴンボール』の曲も入れたいと思った時に、やっぱり「CHA-LA HEAD-CHA-LA」がパッと浮かんだんですよね。 そして『機動戦士ガンダム』は、やっぱり絶対外せないと思っていたので、何を歌おうか色々考えたんですよ。「哀 戦士」もいいし、TM NETWORKの曲(「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」)もいいし。その中で、『めぐりあい宇宙』が作品的にも好きなんですね。映画三部作の最後を締めくくる作品で、ララァとの悲劇を彷彿とさせる「めぐりあい」は、いい曲だなぁと思っていて。ただ、「難しいぞ、この曲は」と(笑)。井上大輔さんはフィーリングで歌っているじゃないですか。でもチャレンジしたい、歌ってみたいなと思って、選ばせていただきました。 考えてみたら、この3曲ってすごくバリエーションに富んだ選曲になっているんですよ。「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は、楽しい曲、「Enjoy」だと。そして「聖闘士神話」は気持ちが昂る曲、燃える曲だから、「Excite」。「めぐりあい」は感動できる曲なので、「Emotion」。つまり全部「E」で、しかもこれってアニメーションという「Entertainment」の3大要素なんですよ。楽しんで、昂って、感動できる。とてもいい選曲だったと我ながら思っています。 ――そうなると、影山ヒロノブさんの曲が2曲選ばれているというのは? たまたまそうなっちゃっただけです(笑)。 ■ 時代に愛されて数々のチャンスが舞い込んだのは“強運”ゆえ!? ――『ガンダム』『星矢』『ドラゴンボール』はいまだに新作アニメが作られるほど、息の長い作品です。しかも『Zガンダム』では成長したアムロ、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では幼少のアムロ、『聖闘士星矢Ω』では成長した星矢、さらに遡って『新・巨人の星』ではバッターや右投げに転向した星飛雄馬というように、同じ役の別の年代を、年月を経てから演じるという稀な経験を、何度もしている点も特徴的ですね。 古谷: 僕は本当に強運だと思うんですよ。作品や役に恵まれた以上に、出会った人や時代に恵まれたなってすごく思うんです。今は声優になることが大変な時代じゃないですか。新人が1本レギュラーを取ることって、相当大変だと思うんです。それが僕らの時代は、ヒーローを演じられる声優が、数えるほどしかいなかった。その時に、アニメの仕事のシェアを一番持っていた青二プロダクションに入れたおかげで、ヒーロー役を沢山やらせてもらえたんです。だから本当に強運で、それが今に続いているんじゃないかと思いますね。 ――近年はバラエティー番組への出演なども多く、声優が露出する機会を広げる役目も担っている気がします。</p>