<p>「シャル・ウィ・ダンス ?」踊りましょう──ReoNaロングインタビュー | アニメイトタイムズ</p><p>絶望系アニソンシンガーというより、アニソンシンガーとしてのReoNaが詰まっています── 「シャドーハウス×ReoNa」で魅せる、新しいお歌のセカイ|ReoNaロングインタビュー #ReoNa #シャル・ウィ・ダンス? #シャドーハウス</p><p>【アニメイトタイムズ】来年春に日本武道館公演を控えている“絶望系アニソンシンガー” ReoNa が、6枚目のシングル「シャル・ウィ・ダンス?」をリリースした。表題曲は、2022年7月クールTVアニメ「シャドーハウス 2nd Season」オープニングテーマ。1期に引き続き、シャドーハウスのミステ…</p><p>――神崎エルザ starring ReoNaでデビューしてからは7月4日で4年が経ちました。毎年うかがっているんですけど、デビューから4周年となる夏を迎えられていかがですか? ReoNa: 3周年のお話をしたことがつい最近のように感じています。当たり前ではあるんですけど……私が神崎エルザ starring ReoNa、そしてReoNaとしてお歌をお届けできるようになるまでの4年間の感覚とはまったく違っていて。4年でこんなにたくさんの出来事が起こるんだなって感じました。夏がくる度にデビューの時期のことを思い出します。初心に戻ることが出来る季節です。 ――ReoNaさんの初心というのは、言葉にするとどのようなものなんです? アニソンシンガーになりたいという大きな夢が叶った瞬間の気持ちと思います。とは言え、当時は目の前のことしか見えなかったので、これから……デビューしてはじめてのワンマンライブ、はじめてのツアー、そういった先の未来のことについて、想像すらできなかったんです。いろいろな思い出を重ねて、いろいろな作品に携わらせていただいて、いろいろな出会いがあって。出会ってくれた方がいるから、受け取ってくれる方々がいる。そういった時間や出会いの積み重ねを夏になると意識します。 「シャドーハウス×ReoNa」が魅せるセカイ ――ここからは新作「シャル・ウィ・ダンス?」についておうかがいできればと思います。「シャル・ウィ・ダンス?」がオープニングを彩るTVアニメ『シャドーハウス 2nd Season』が7月からスタートしました。それこそ、さきほどReoNaさんがおっしゃっていた通り、「未来まで待ったら続きが見られることもある」というか……。 ReoNa: 第一期の終わり方がアニメオリジナルといった感じで、アニメの終わり方として美しくて。だからこそ、この先この子たちがテレビで動いている姿を見られるかなぁと不安になったこともありました。「続きが見たいな」といちファンとして思っていたところだったので、またアニメが見られるというのがすごく嬉しかったです。 ――結構前に主題歌のお話はいただいたんです? 「今作ではオープニングテーマで」と早めにお声掛けいただいていたので、楽曲の制作にもじしっかり時間を掛けることができました。前作はオープニングがインストゥルメンタルで(「a hollow shadow」)、サウンドトラックも特徴的で。作品と音楽の紐づきを作品サイドの方たちも大切にされているんだなと感じていたので、そういった作品で、またご一緒できて光栄だなと思っています。 ――「シャル・ウィ・ダンス?」の制作はどこからはじまったんです? 作曲からスタートしました。「ないない」と同じく、毛蟹(LIVE LAB.)さんに作曲を、そして、傘村トータ(LIVE LAB.)さんに作詞をお願いしました。 ――編曲は「ないない」と同じく小松一也さん。すごいメンバーが揃いましたね。 JAZZっぽい雰囲気で「ないない」とはまた違った雰囲気で、2nd Seasonならではの「シャドーハウス×ReoNa」を表現できる新曲ができたように思っています。 ――「シャドーハウス×ReoNa」ってものすごく相性が良いなと感じていて。どんなことを大切にしながら、制作に取り組まれていったのでしょうか。 ReoNa: チームReoNaとして共通して認識していたことが……ReoNaだけじゃなく、『シャドーハウス』だけではなく、お互いの重なるところ、アニソンシンガーとして寄り添うことを大切にしました。そんな思いが、その掛け算に表れてくれていたらいいなと。 ――これまでも絶望系アニソンシンガーとして“寄り添う”を大切にしてきたReoNaさんですが、アニソンシンガーであることを意識していたというのは、なんだか珍しいような。 ReoNa: もちろん寄り添うということは今までも大きかったんですが、歴史長く愛されているアニソンは、楽曲のタイトルやアニメのキーワードがふんだんに入っているイメージがあったりして。改めて、「やっぱりアニソンって良いよね」っていうお話をチームでしていました。そんなアニソン観のようなものも今回詰められたらと。それでタイトルや、歌詞に、『シャドーハウス』を感じる言葉を入れました。“絶望系アニソンシンガー”として、アニソンを歌うシンガーとしての想いが詰まっています。 ――ReoNaさんから皆さんに何かリクエストのようなものはしていたんです? 作品サイドからひとつだけキーワードをいただいていました。それが“狂ったサーカス”。そのキーワードを持って楽曲づくりがスタートしました。毛蟹さんが作ったメロディに対して、理念、信念として、この楽曲にチーム全体として掲げた“今だけは、すべて忘れて踊りましょう。”という言葉を持って傘村トータさんが作詞をしてくれました。 ――曲の中に<今だけはぜんぶ忘れて一緒に跳びましょう>という言葉があって。「ライブで絶対に盛り上がるだろうな」と思うんですが、一方で、『シャドーハウス』の曲として聴くとゾクッとしたり、切なかったり……。ReoNaさんの他の曲にも言えることではありますが、より多層的に楽しめるのもアニソンならではのものだなと。 ReoNa: 作品を知ることによって、より解釈が深まったり、別角度から言葉が聴こえてきたりすると思います。そういったものが、アニソンの大好きなところです。今回傘村トータさんが巧妙な言葉遊びをふんだんに入れてくれていて。傘村トータさんは普段からボカロPとして、ストーリーを感じる楽曲を書かれていますが、いざ「アニソン×傘村トータ」として掛け算をしたときに、こんなに遊び心があって、ゾクッとするところもある、魅力的な楽曲が生まれるんだなと思いました。 ――冒頭の<悲しみは笑いましょう>という言葉は、ReoNaさん×傘村トータさんならではのものだなと思いました。 ReoNa: 言葉としては不思議な響きに感じる歌詞だと思います。その続きにある<生きるってマリオネット>という言葉から、心のままにだけ振る舞うことができないんだな、って感じることができて。それって今を生きる私たちにも、きっとあることだと思います。そして『シャドーハウス』という作品との掛け算になると、生き人形として生きている彼女たちの話となる。そういったいろいろな仕掛けがあちこちに散りばめられています。 ――ダブルミーニングの様な仕掛けは<おやすみなさい>という言葉にも顕著ですね。あと、<ランラン…>のところは、「SWEET HURT」にも通じるようなゾクッとする雰囲気を感じました。 ReoNa: ラララ、ではなくて、ランラン、になっています。「SWEET HURT」のときもそうだったのですが、幼さ、笑顔って意外と怖いものがある、一種の狂気を秘めているように感じていて。「SWEET HURT」も最初はあそこまで子どものような歌い方をしていなくて、どちらかというとしっとりしていたんです。 ――へえ! 当時のインタビューで『風の谷のナウシカ』の<ラン、ランララ、ランランラン>という歌が、幼心に怖かったというお話をされていましたよね。それで違和感って怖いと感じたと。 関連記事</p>