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憂うつ、怒り、不安、落ち込み理由の分からない心の動きを精神分析でその原因を探る、著書『知らない自分に出会う 精神分析の世界』を刊行した、北参道こころの診療所 庄司剛氏。 私たちは時に、自分でも理解できないような発言・行動をしてしまうことがあります。なぜなら、心には自分で自覚している「意識的な領域」だけでなく、自覚していない「無意識な領域」があるからです。この領域に過去のつらい記憶が残っていて、それが原因で、理解に苦しむようなことをしてしまうのです。 ロンドンで研鑽を重ね、現在は北参道こころの診療所の院長を務めている庄司 剛先生は、精神分析を社会に広めることで多くの患者を救おうと日々奮闘しています。 精神分析的精神療法とは何か、そして、精神分析について学ぶことで何が期待できるのか、聴きました。