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Oura Ringは小型で美しいウェアラブルデバイスですが、最新モデルの「Oura Ring Generation 3」がアップデートにより血中酸素濃度(SpO2)を測定する機能に対応しました。

同社によれば、測定値は”平均血中酸素”と”睡眠中の呼吸規則性”という2つの指標に分かれており、睡眠状態を記録するのに役立ちます。

通常、SpO2の数値は95〜100%ですが、それよりも低いというユーザーは医師に相談して詳しい検査が必要になる場合もあります。酸素濃度が低い場合、心臓や肺の病気が関係している可能性があるからです。

消費者向けのウェアラブルデバイスは医療機器レベルではないため、それを使って診断するのはやめたほうが良さそうです。技術的に大きく進歩してきたものの、このように小型な機器に医療機器レベルの技術を消費者が購入しやすい価格で実装する準備はまだ整っていない、ということをあらゆるブランドやメーカーが顧客に喚起しています。

睡眠と心拍数をモニタリングするというOura Ring Gen 3の機能は、健康状態や一般的な健康パターンを気軽に記録したいという人にとって興味深いものです。ある人物の睡眠の質をモリタリングすることで、寝室から騒音や照明を取り除くといった具体的な改善策を導けるかもしれません。

299ドルという価格は安いとは言えませんが、スマートウォッチやスマートバンドを身に着けるのが好きではないという人々にとっては良い選択肢となるでしょう。4色(シルバー/ブラック/ステルス/ゴールド)のカラー展開ですが、チタニウムモデルがあっても良さそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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