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<p>『Among Us』開発チームは、ヒット直前まであきらめムードだった。「もういいか」と思ってたらバカ売れ – AUTOMATON</p><p>【ニュース】『Among Us』開発チームは、ヒット直前まであきらめムードだった。「もういいか」と思ってたらバカ売れ</p><p>『Among Us』開発元の共同設立者が、本作が一時期「開発終了」寸前の状態にあったと明かした。ヒット直前の本作開発チームは、新作に取り組もうとも考えていたようだ。</p><p>Overcomeは7月27日、そうした経緯について開発者が振り返る動画を公開した。動画にて語ったのは、上述のBromander氏だ。同氏によれば、2019年初頭における本作開発チームは「『Among Us』開発はもういい」と考えていたとのこと。追加マップの実装やバグ修正なども終えてゲームのブラッシュアップもできた。にもかかわらず伸び悩むプレイヤー人口に、Bromander氏含むスタッフたちも「次にいこう」と腹をくくりかけていたのだろう。 しかし、「もう少しだけ頑張ろう」と決めた開発チームに大きな転機がくる。前述の人口爆発である。半ばあきらめムードだった開発陣は、ここに至ってふたつの選択肢に直面したという。それは「次回作に着手する」もしくは「『Among Us』の開発・アップデートを続ける」という道だった。 最終的に開発チームは、『Among Us』の開発を続け、同作を改善していくことに注力する道を選んだそうだ。また、そうしたタイミングでは新要素のアイデアなども出たものの、『Among Us』には合いそうもないとして、次回作まで見送られたとのこと。また、2020年に発表され同年にキャンセルされた『Among Us 2』の構想には、開発元の揺れ動く思いも反映されていたのかもしれない。結果として、『Among Us』は根強いファンベースを築いている。ひとつ作品を大切にする決断は、功を奏したと考えられるだろう。もっとも、本作は開発が続けられたがゆえにヒットしたといえるかは怪しい。開発の継続の有無が、本作のヒットを大きく左右したわけではなさそうである。 画像右がBromander氏。左は聞き手のジャーナリストJacob Wolf氏。 Image Credit: Overcome on YouTube また、Bromander氏は本作について「まったくマーケティングをしなかった」と改めて振り返っている。本作が爆発的人気となったのは、作品自体の魅力もさることながら、ユーザーの口コミなどが大きな推進力となったのだろう。なんにせよ、商売っけのないBromander氏の様子を見ていると「『Among Us』が売れてよかった」と思ってしまうだろう。そうした同氏とInnerslothの姿勢も、ファンの心を掴んでいる要素かもしれない。 『Among Us』はPC(</p>