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>判決はまず、行政は給付金の支給基準の策定について他の施策や納税者の理解などを踏まえ、合理的な裁量を委ねられていると指摘。性風俗業者の法的位置付けや社会での認識について検討し▽風俗営業法は性風俗店の営業禁止地域を設け、違法行為には直ちに行政処分や刑事罰で臨めるよう規制するなど、他の業種と区別している▽一時の性的好奇心を満たすような営業が、公の機関の公認の下に行われることは相当でないと広く国民に共有されている――などと示した。
>その上で「国庫からの支出で性風俗業者の事業継続を下支えすることは、大多数の国民が共有する性的道義観念に照らして相当でない」とし、性風俗業者を一律に支給対象から除外したことについて「不合理ではなく、行政の裁量の範囲内」と判断した。一方で、「性風俗業の事業者や従業員は個人として尊重されるべきで、職業に基づく差別は許容されない」とも言及した。
納税はきっちり納めさせておいて税金から助け舟は出さないって不公平というか理不尽というか