2022年度の最低賃金は前年度に比べ31円増の961円で決着し、前年度に続き過去最高を更新する大幅な引き上げとなった。ウクライナ危機を契機とした資源高で物価が上がり、労働側による要求が反映された。ただ資源高は企業にも負担で、賃上げの持続には不安が残る。賃上げを定着させるには、生産性向上と…
2022年度の最低賃金は前年度に比べ31円増の961円で決着し、前年度に続き過去最高を更新する大幅な引き上げとなった。ウクライナ危機を契機とした資源高で物価が上がり、労働側による要求が反映された。ただ資源高は企業にも負担で、賃上げの持続には不安が残る。賃上げを定着させるには、生産性向上と…