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<p>トイレ修理で架空の排水管工事 不当な高額請求容疑で4人逮捕</p><p>トイレ修理で架空の排水管工事 不当な高額請求容疑で4人逮捕 「排水管の傾斜が足りないので上流の排水管を上げなければならない」などとうそを言い、勾配調整のための作業を行っていないにもかかわらず、同作業代金を含む現金約90万円を支払わせ、だまし取ったとしている</p><p>トイレ排水詰まりの修理で、実際には行っていない排水管工事費用を上乗せしてだまし取ったとして、千葉県警は1日、詐欺の疑いで神戸市須磨区北落合、自称自営業、米沢聡…</p><p>トイレ排水詰まりの修理で、実際には行っていない排水管工事費用を上乗せしてだまし取ったとして、千葉県警は1日、詐欺の疑いで神戸市須磨区北落合、自称自営業、米沢聡容疑者(35)ら4人を逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、令和3年5月に四街道市在住の派遣社員の男性(48)にトイレ排水詰まりの修理を依頼され、同修理に加えて、「排水管の傾斜が足りないので上流の排水管を上げなければならない」などとうそを言い、勾配調整のための作業を行っていないにもかかわらず、同作業代金を含む現金約90万円を支払わせ、だまし取ったとしている。 今回の事件は別件捜査中に、米沢容疑者の押収した携帯電話のメッセージアプリのやりとりを精査して発覚。米沢容疑者らは同様の詐欺事件をサイトやフリーダイヤルなどを利用して依頼を集めて1都5県で繰り返し行い、令和2年11月~3年6月に667人から約5100万円ほどの収入を得ていたという。県警はさらに被害があるとみて捜査を進める。 被害者はトイレがつまった際、携帯電話で「トイレ つまり」と検索し、検索結果の上位で四街道市と表示されたサイト「つまり水漏れ修繕.com」のフリーダイヤルの電話番号にかけた。高額で疑問を抱いたが、威圧的に金額を言われ、しぶしぶ了承したという。 通常なら数万円で済む作業に、勾配調整の架空作業だけでなく、マンホール交換といった不必要な作業も加えるなど手口が巧妙化しており、県警は注意を呼び掛けている。</p>