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<p>日本の次期戦闘機(仮称F3)の開発パートナーが、米国から英国に変更された理由──新「日英同盟」の時代</p><p>日本の次期戦闘機(仮称F3)の開発パートナーが、米国から英国に変更された理由──新「日英同盟」の時代 他の装備と異なり、戦闘機は「外交を体現」する。今年5月、驚くべき報道が駆け巡った #ニューズウィーク日本版 #自衛隊</p><p><他の装備と異なり、戦闘機は「外交を体現」するもの。過去に例がないことだが、今年…</p><p>その直後、英国の世界的な軍事企業「BAEシステムズ」は日本に現地法人を設立することを発表した。日英の安全保障協力の進展を受け、日本の次期戦闘機(通称F3)の開発に参入することを強く意識していたからである。 そして、ついにそれは実現することになる。 2022年5月、日本の報道各社は一斉に、次期戦闘機の開発は日本と米国ではなく、三菱重工と英BAEシステムズが中心となって、日英による共同開発で進める方向に決まったと伝えた。 日英両政府からの公式な発表はまだないが、日本の岸信夫防衛相は記者会見で、「今年末までの合意に向けて協議しており、米国の同盟国でもある英国とは様々な協力の可能性を追求している」と述べ、英国との共同開発を示唆した。 次期戦闘機とは何か、なぜ共同開発なのか</p>