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<p>AT、CVT、DCT……2ペダル車のシフトノブ&シフトレバーは果たしてどれが正解なのか!? – 自動車情報誌「ベストカー」</p><p>クルマを動かす際になくてはならないもののひとつがシフトレバー。かつてはインパネの中心部にそびえ立っていたが、最近は徐々に、かつ急速にその形態を変えつつある。さまざまなタイプが乱立する? シフトタイプのメリット・デメリットを改めて検証する!</p><p>クルマを動かす際になくてはならないもののひとつがシフトレバー。かつてはインパネの中心部にそびえ立っていたが、最近は徐々に、かつ急速にその形態を変えつつある。さまざまなタイプが乱立する? シフトタイプのメリット・デメリットを改めて検証する!</p><p>■多段式ATとCVTとの違いとは? ところで、この話を進める前に、ATのトランスミッションにはいわゆる多段式のATとギヤを持たないCVT(発進用ギヤを持つ場合がある)、さらにBEV(バッテリーEV)に至っては変速機を持たない直結タイプがあることを知っておく必要がある。主にここでは多段式ATの話をメインに進め、必要に応じてCVTやBEVの場合を付け加える。 まず、いちばん一般的なのが前後に動かすストレートタイプ。一番前からP⇔R⇔N⇔D⇔2(S)⇔L(B)と動かすたびにゲートをチョイスしたカチッと感があり、長らく慣れ親しんだセレクトレバーだ。このタイプで重要なのは、車庫入れや縦列駐車時にNを飛ばしてR⇔D間を繰り返しスムーズに移動できるか?であり、どのメーカーもかなりのレベルで使いやすくなっている。 一番オーソドックスなストレートタイプのシフトレバー。ボタンを押しながら操作すると確かにÐレンジ飛び越え、LレンジやBレンジにぶっこんでしまう恐れがないわけではない ただし、このタイプの問題点は、D以下に(D→2→L)シフトした時に2段下げてLにシフトしてしまったり、逆に上げた時にDを飛び越してNにシフトしてしまったりするなど、ギヤをMTのようにチョイスしたいドライバーには使いづらい面もあった。 また、5速ATでありながら一般道で自動的にオーバートップの5速にシフトして力不足を感じないように、また高速道路での追い越し時に4速にシフトダウンできるようシフトレバー横に設けられたボタンで5速→4速にシフトする方式も現れた。</p>