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<p>200TBのSSDも実現可能! マイクロンが232層NANDを開発</p><p>200TBのSSDも実現可能! マイクロンが232層NANDを開発</p><p>28%の小型化と50%の高速化を実現、ですって。私達のデジタルライフを支えるテクノロジーは、常に進化を続けています。メモリやストレージ製品でおなじみMicron(マイクロン)は世界初の232層NANDの生産と出荷を、シンガポールにて開始しました。200層超えのNANDの製造も世界初ですし、これにより世界初の200TBのSSDの製造も可能になるはずです。以前まで、NANDはチップ上の密度を高めるこ</p><p>で、「NAND密度の増加具合にもよりますが、2021年には200TB、2023年にはおそらく400TBに到達するはずです」と述べていました。新型コロナウイルスのパンデミックにより、遅れが生じたとは思われますが、この発言がいま実現されようとしています。 マイクロンによると、新しいNANDは同社のシンガポール工場にて生産中で、生産が終わりしだい順次「コンポーネント(部品)」として顧客に出荷されるとのこと。ただし、一般向けののPCなどに使われることにはならなそうです。100TBのSSDですら現在4万ドル(約540万円)、今回の新しいNANDはそれ以上に高価なはずなので…。 むしろ、アプリやコンピュータのクラウド、人工知能(AI)などを処理するデータセンターに使用される可能性が高いでしょう。 現在の世界的にチップ不足ではあるものの、こういった革新的なニュースはかなり嬉しいですね。</p>