<p>【七十二候 半夏生】半夏生とはいったいどんな季節?意味は?</p><p><七十二候・半夏生> 雑節でもある半夏生。聞いたことはあっても意味は知らないという人もいるかもしれません。 '半夏(カラスビシャク)'が生える頃であったり、ややこしいですが'半夏生'の葉の色が変わる頃といわれたりもします。 どういう季節なのか詳しくご紹介します。</p><p>7月2日からは七十二候「半夏生(はんげしょうず)」。雑節の半夏生(はんげしょう)でもあります。聞いたことはあるけれど、意味は知らないという方もいるかもしれません。そこで今回は、半夏とは何か、またどんな季節なのかをご紹介します。</p><p>というのも、半夏生以降に植えられた稲は秋までに十分実らず、収穫にはつながらないとのこと。そこから「半夏半作」と言われ、平年の半分ほどの収穫になってしまうから、この日までに田植えは終わらせよう!という目的で半夏生を設けたのです。 半夏と半夏生 半夏:撮影 静岡県(2017年)、半夏生:撮影 東京都(2017年) 七十二候の半夏生は半夏が生える時期ということを伝えています。 ちなみに、少しややこしいですが、半夏とは別に「半夏生」という植物も存在します。 半夏生の特徴はなんといっても葉っぱ。最初は青々とした葉なのに、花が咲く時期になると白く変化します。それもウッスラではなく、写真の通り真っ白に!ペンキでも塗られてしまったんだろうか…と思ってしまいますね。 この葉の色が変化する時期が、半夏生に重なることからその名がついたと言われています。</p>